Insta360 X5 レビュー|旅と街歩きを360度で撮って、あとから切り出す

旅行の動画をOsmo Pocket 3で撮るようになってから、見返す回数は確かに増えました。ただ、カメラを向けた先しか残らないので、**振り返れば見えていた景色や、一人旅の自分の姿**はほとんど映っていません。Insta360の**X5**は、**最大8K30fps**で周囲をまるごと撮れる360度アクションカメラです。「**旅と街歩きを360度で撮っておき、帰ってから見せたいアングルを切り出す**」使い方で、週末の街歩きと1泊の旅行に持ち出しました。
Insta360 X5 通常版(8K・360度アクションカメラ) を選んだ理由・購入のきっかけ
使ったものは何でも記録しておきたい性分で、旅行もできるだけ残しておきたいタイプです。とはいえ、撮影に夢中になって景色を見損ねるのは本末転倒。とりあえず全部撮っておいて、アングルはあとで決めるという360度カメラのやり方が、自分には合っていそうだと思っていました。 X5は、デュアル1/1.28インチセンサーで最大8K30fpsの360度動画を撮影できます。トリプルAIチップの設計で、メーカーは薄暗い場所や夜間の撮影に強いと説明しています。別売の自撮り棒が映像から消える「見えない自撮り棒」に対応し、撮ったあとはAIアシストリフレーミングでアングルを選べます。すぐにシェアできるフラットな動画を撮るInstaFrameモード、ジンバルなしで滑らかに撮るFlowState手ブレ補正と360度水平維持、数秒で交換できる交換可能なレンズ、風の干渉を抑えるウインドガード付きの4マイクも搭載。ケースなしで水深15m防水、バッテリーは最大208分の駆動で、80%まで20分の急速充電に対応します(メーカー表記)。記録メディアはmicroSDカードです。 価格はAmazonで¥84,800(2026年9月確認)、楽天でも¥84,800でした(2026年9月30日時点)。Amazonの評価は4.6/1,870件です。なお、自撮り棒とmicroSDカードは別売なので、あわせて用意しました。
届いてみた第一印象(開封レビュー)
使い始める前に、まずファームウェアをv1.3.0以降にアップデートしました(メーカーの案内)。2.5インチの画面で設定を確かめ、別に買った自撮り棒に取り付けて、近所の商店街を歩いてみます。 帰って映像を見て驚いたのは、手に持っていた自撮り棒が映像から消えていて、少し離れたところから自分を撮ってもらったような構図になっていたことです。歩いた道の前も後ろも残っているので、あとから「このときの右側の看板」を探して切り出すことができました。撮影中にアングルを考えなくていいぶん、自分の目で景色を見ていられます。
実際に使って良かった点(メリット)
1メリット1:撮るときにアングルを考えず、あとで切り出せる
360度で全部撮っておけば、AIアシストリフレーミングで見せたいアングルをあとから選べます。旅先ではカメラを持ったまま景色を見ることに集中し、帰りの電車や家で「どこを切り出すか」を考える。撮り逃しを気にしなくていいのが、Osmo Pocket 3とのいちばんの違いでした。
2メリット2:見えない自撮り棒で、一人旅でも自分が映る
別売の自撮り棒を使うと、棒が映像から消えるので、三人称視点のような映像になります。一人旅だと自分が映る動画はほとんど残せませんでしたが、X5では街並みの中を歩く自分の姿が自然に入ります。人に撮影を頼まなくていいのは気楽です。
3メリット3:夕方以降の街歩きも撮っておける
メーカーはトリプルAIチップによる低照度での撮影性能をうたっています。夜の路地や、ライトアップされた橋のまわりを歩いて撮ってみると、スマホの動画で気になっていた暗い部分のざらつきが目立ちにくいと感じました。旅行は夕方以降の街歩きが楽しいので、ここは大きかったです。
4メリット4:手ブレ補正と水平維持で、歩き撮りでも見返せる
FlowState手ブレ補正と360度水平維持で、階段の上り下りや坂道の歩き撮りでも、映像の水平が保たれて揺れも抑えられます。ジンバルを持たずに済むので、荷物は本体と自撮り棒だけ。ウインドガード付きの4マイクのおかげで、海沿いを歩いたときも風の音が控えめでした。
気になった点・いまいちなところ(デメリット)
1デメリット1:自撮り棒とmicroSDは、別に買う必要がある
見えない自撮り棒は別売、記録用のmicroSDカードも別売です。本体の¥84,800に加えて、この2つをそろえる費用がかかります。8Kで360度を撮るので、microSDは容量に余裕のあるものを選んでおくと安心です。
2デメリット2:切り出す作業に時間がかかる
「あとでアングルを決める」は、裏を返せば編集の時間が必要ということです。1泊の旅行で撮った映像から見せたい場面を選ぶのに、週末の夜がまるごとかかりました。撮ったまま見返したいなら、Osmo Pocket 3のほうが手軽です。
3デメリット3:周りの人まで映り込む
360度カメラは、自分の後ろにいる人まで映像に残ります。混雑した観光地では撮影を控えたり、SNSに出す前に人の顔が映っていないか確かめたりと、ふつうのカメラ以上に気をつかう場面がありました。
4デメリット4:Osmo Pocket 3より2万5,000円以上高い
Amazonで¥84,800。私のOsmo Pocket 3(Amazon¥58,960)より2万5,840円高くなります。自撮り棒とmicroSDを足すと差はさらに広がるので、360度で撮る理由がはっきりしている人向けだと思います。
こんなシーンで使っています(使い方・活用例)
週末の商店街の街歩き
自撮り棒に付けて、電源を入れたら撮りっぱなしで歩きます。気になる店の前で立ち止まっても、カメラを向け直す必要はありません。帰ってから、看板やショーウインドウをアングルを変えて切り出し、街歩きの記録として残しています。
1泊の一人旅
見えない自撮り棒で、街並みの中を歩く自分の姿も一緒に撮ります。宿に着いたら充電して翌日に備えますが、80%まで20分の急速充電(メーカー表記)なので、朝の支度のあいだに充電が足りるかを心配しなくて済みました。
すぐ送りたい場面はInstaFrameで
友人にすぐ送りたい場面は、InstaFrameモードでフラットな動画も一緒に残しておきます。オートフレーミングでカメラに追尾させるか、固定アングルにするかを選べて、360度の映像はあとからゆっくり見返せます。
類似品・他社製品との比較
当サイトでは、編集部がInsta360 X4(Amazon¥73,900)をレビューしています。X5はX4より1万900円高く、商品説明ではデュアル1/1.28インチセンサー、トリプルAIチップ、交換可能なレンズ、ウインドガード付きの4マイクをうたっています。細かな違いは、それぞれの商品ページで確かめてから選ぶのがおすすめです。私が使っているDJI Osmo Pocket 3(Amazon¥58,960)は、目の前の景色をジンバルでブレずに撮るカメラで、撮ったまま見返せる手軽さが魅力です。目の前を手軽にきれいに残すならOsmo Pocket 3、周囲をまるごと撮って、あとから切り出したいならX5。私は近所の散歩はOsmo Pocket 3、旅行や夜の街歩きはX5と使い分けています。
🙆 おすすめな人
- ・旅行や街歩きを、撮り逃しなく360度で残しておきたい人
- ・一人旅でも、自分の姿が入った映像を撮りたい人(自撮り棒は別売)
- ・撮影中はアングルを考えず、景色を見ることに集中したい人
- ・帰ってから、見せたいアングルを選んで切り出す作業を楽しめる人
- ・夕方以降の街歩きもよく撮る人
🙅 向いていない人
- ・撮ったままの映像をすぐに見返したい人(Osmo Pocket 3などが候補)
- ・編集に時間をかけたくない人
- ・混雑した場所での撮影が多く、映り込みへの配慮が負担になる人
Insta360 X5 通常版(8K・360度アクションカメラ) のよくある質問・口コミ・評判(FAQ)
Q.自撮り棒やmicroSDカードは付いている?
Q.撮影するときに気をつけることは?
Q.バッテリーはどれくらい持つ?
Q.買ったら最初にやることは?
Q.雨の日や水辺でも使える?
総評・まとめ:買って良かったか?
X5を持ち出すようになって、旅行や街歩きを「撮りながら」ではなく「見ながら」楽しめるようになりました。360度で撮っておけば、アングルは帰ってから選べます。見えない自撮り棒で一人旅の自分も映り、手ブレ補正と水平維持のおかげで歩き撮りでも見返せる映像になります。 自撮り棒とmicroSDは別売で、切り出しには編集の時間がかかり、周りの人への配慮もふつうのカメラ以上に必要です。それでも、旅の記録を撮り逃しなく残して、あとからじっくり選びたい人には、Osmo Pocket 3とは違う役割を担ってくれるカメラです。
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