Wansview Q5 レビュー|置き場所は増やさないまま、寝室とリビングの2台の隣で3週間比べた

わが家の見守りカメラは、寝室のパナソニック **KX-HBC200**、リビングの**Tapo**、玄関の**Ring**。私の実家と妻の実家にも1台ずつあります。だから**Wansview Q5**は、新しい置き場所のために買ったカメラではありません。**3千円台の汎用カメラが、今の2台の代わりになるか**を確かめるために、9月の3週間、寝室とリビングでそれぞれの隣に並べました。**2K・300万画素**、**水平320°・垂直80°の首振り**、**左右の自動追尾**、**940nmの赤外線による暗視**、**撮らない範囲を指定できるプライバシー設定**を備えて、Amazonで**¥3,299**。比べた記録と、比べ終えてどうしたかを書きます。
Wansview Q5 ネットワークカメラ 2K 300万画素(ベビーモニター) を選んだ理由・購入のきっかけ
きっかけは、Tapoをリビングで使って3か月たったころに残っていた2つの不満です。1つは、映像をスマホのアプリでしか見ていなかったこと。会議の間、スマホを書斎のサブディスプレイの横に立てておくのが落ち着きませんでした。もう1つは、家族が過ごすリビングで、映さなくていい場所まで映ってしまうこと。Wansview Q5の商品説明には、PCでもリアルタイム映像を確認できることと、特定のエリアを指定して撮影・録画・警報を止められることが書かれていました。 仕様を整理します。映像は2K・300万画素、視野角は105°で、水平320°・垂直80°の首振りと4倍デジタルズーム。夜は940nmの赤外線LEDで、暗い場所では5mまで白黒で映ります。メーカーは光害なしと説明しています。動きを左右に自動追尾し、撮影範囲で動きがあるとアプリに通知。動体検知を働かせる時間帯はアプリで調整できます。スピーカーとマイクを内蔵して双方向で話せて、指定したユーザーとの共有も可能。録画は別売のSDカード(8GB〜128GB・使う前にFAT32でフォーマット)か、オプションのクラウドストレージに保存します。RTSP接続とAlexa・Google Homeとの連携にも対応し、PSE認証と技適認証を取得済み、2年間の保証付きとされています。電源はコード式、接続は2.4GHz帯のWi-Fiで、5GHz帯を使いたい場合は別の5MPモデルが案内されています。 価格はAmazonで¥3,299、評価は4.2/2,825件(2026年10月2日時点)。商品名に「ベイビーモニター」とありますが、商品説明に泣き声や室温を知らせる機能は書かれていません。そして、どの見守りカメラも見守りの補助で、子どもの呼吸や体調を監視・保証するものではありません。
届いてみた第一印象(開封レビュー)
箱を開ける前に、妻と決めたことがあります。比べるのは3週間だけ。終わっても置き場所は増やさない。7月にRingを玄関に置いたとき、家の中で動かすカメラはこれで十分だと2人で話していたからです。 下準備は、ほかのWi-Fiカメラと同じです。ルーターのファームウェアが最新かを確かめ、2.4GHz帯が有効になっていることを確認。アプリのアカウントにはほかで使っていない長いパスワードを付け、共有は妻のスマホ1台だけにしました。SDカードは、手元にあった予備の32GBのカードをPCでFAT32にフォーマットしてから入れています。つながるまで、私の記録で25分。2.4GHz帯の確認とSDカードのフォーマットのぶん、Tapoより10分ほど長くかかりました。 最初の夜、寝かしつけを終えて1階に下り、アプリを開くと、暗い寝室が白黒で映っていました。布団の上で子どもが寝返りを打つのも分かります。そのあと寝室に戻って本体を見ても、暗い中でカメラに赤い光は見えませんでした。メーカーの言う光害なしが、寝ている子の目に光が入らないかを気にしていた私には、いちばん確かめたかった点です。
実際に使って良かった点(メリット)
1メリット1:3千円台で、首振りと左右の自動追尾がそろう
¥3,299で、水平320°・垂直80°の首振りと左右の自動追尾がそろいます。わが家のカメラでいちばん安い価格です。寝室の3晩で、子どもが画面の中央から外れたのは9回。左右の動きだった7回は自動追尾がついていき、足元の方向へずれた2回は、アプリで下に向け直しました。
2メリット2:暗い寝室でも、カメラの光が見えない
夜は940nmの赤外線LEDで、5mまで白黒で映ります。寝室の棚から布団までは約2.5mで、寝返りや布団のかかり方は白黒で十分に分かりました。メーカーが光害なしと書くとおり、暗い寝室で本体を見ても赤い光は見えません。
3メリット3:映さない範囲を、自分で決められる
プライバシー設定で特定のエリアを指定し、撮影・録画・警報を止められると説明されています。リビングでは、ダイニングテーブルとキッチンの側を撮らない範囲に指定しました。家族が過ごす部屋に置くとき、映すのは昼寝の布団のまわりだけにできるのは、妻にも説明しやすい仕組みでした。
4メリット4:通知の時間帯を、寝かしつけのあとに絞れる
動体検知の起動と終了の時間はアプリで調整できます。寝室では、寝かしつけを終えてから私たちが2階へ上がるまでの時間帯だけにしました。3晩で通知は計17回、そのうち15回が子どもの寝返りで、2回はエアコンの風で揺れたカーテンでした。
5メリット5:スマホのほかに、PCやタブレットでも見られる
商品説明では、iPhone/Androidのスマホ、タブレット、PCでリアルタイム映像を確認できます。書斎のPCのサブディスプレイの端に映像を開くと、スマホを立てておくより目に入りやすい配置になりました。ただ、PCで見ることには、下に書く別の心配もありました。
気になった点・いまいちなところ(デメリット)
1デメリット1:2.4GHz帯のWi-Fiが必要
このモデルは2.4GHz帯のWi-Fiでつなぎます。メーカーは、多くのルーターは設定で2.4GHz帯を有効にできると説明し、5GHz帯で使いたい場合は別の5MPモデルを案内しています。わが家のルーターは2.4GHz帯が有効だったので問題ありませんでしたが、つなぐ前に確かめておく必要があります。
2デメリット2:泣き声や室温のお知らせは、商品説明にない
知らせてくれるのは撮影範囲の動きです。仕様欄の特徴には「サウンドトリガー録画」とありますが、泣き声を知らせる機能としての説明は商品説明にありません。寝室のKX-HBC200の動作・温度・音のお知らせとは別物なので、わが家は毎晩の寝室はKX-HBC200のままにしました。
3デメリット3:PCで見ると、会議の画面共有に映り込むおそれがある
PCで映像を開いた2日目、会議で画面共有を始める直前に、共有する画面の候補に、寝ている子の映像のウィンドウが並んでいるのに気づきました。共有はしていませんが、その日からPCでは開いていません。PCで見るなら、会議の前に映像のウィンドウを閉じる習慣が要ります。
4デメリット4:機能が多いぶん、使わない設定を自分で確かめる必要がある
RTSP接続、Alexa・Google Homeとの連携、クラウドストレージ、24時間の常時録画と、できることが多いカメラです。私は、使う予定のない入口は増やさない方針で、RTSPとスマートスピーカー連携は設定せず、クラウドも使わず、録画は動きを検知したときのSDカード録画だけにしました。どれを使い、どれを使わないかは、置く前に家族で決めておくのがおすすめです。
こんなシーンで使っています(使い方・活用例)
寝室で、KX-HBC200の隣に3晩
寝かしつけのあと、私と妻は1階で過ごします。その2時間半ほどを、KX-HBC200とWansview Q5の2つのアプリで見比べました。動体検知の時間帯は、その間だけに設定。映像を見ているから大丈夫とは考えず、いつもどおり途中で一度は2階へ上がって、自分の目で確かめています。カメラは子どもの手が届かない棚の上段に置き、コードは棚の裏に通しました。
リビングの昼寝で、Tapoの隣に2回
9月の保育園が休みの在宅日と、週末の散歩帰りに、リビングで寝てしまった日がありました。壁面収納の上段のTapoの隣にWansview Q5を置き、ダイニングとキッチンの側は撮らない範囲に指定。2回とも1時間ほどの昼寝で、寝顔の向きや布団のかかり方を見るぶんには、私の目では2台に大きな差を感じませんでした。
3週間を終えた日の片付け
最初の約束どおり、比べ終えた日に妻との共有を外し、SDカードの映像を消し、取扱説明書どおりに初期化してから箱に戻しました。予備として出番が来たら、パスワードと共有の設定から一からやり直すつもりです。今は、Wi-FiにつながないBabysenseと並んで予備の棚にあります。
類似品・他社製品との比較
いちばん近い相手は、リビングに置いているTapo(¥5,495)です。どちらもパン/チルトと自動追尾のある汎用カメラで、Tapoは400万画素で512GBまでのmicroSDカード、Wansview Q5は300万画素でSDカードは128GBまで。そのかわり¥3,299と2,196円安く、撮らない範囲の指定とPCでの視聴が商品説明に書かれています。妻の実家のSwitchBot(¥3,980)は、プライバシーモードでレンズが本体の内部に伏せる作りです。映さない場所を決めるのがWansview Q5のエリア指定、レンズごと隠すのがSwitchBot、という違いがあります。 寝室のパナソニック KX-HBC200(¥20,033)は、推奨用途がベビーモニターで、動作・温度・音のお知らせとタイムラプスがあります。Wansview Q5の暗視は寝室でも十分見えましたが、知らせてくれるのは動きだけでした。毎晩の寝室はお知らせのあるKX-HBC200、予定外の昼寝はすでに3か月の記録があるTapo。この2台を入れ替える理由までは、3週間では見つかりませんでした。 それでも、これから1台目の汎用カメラを選ぶなら、3千円台で暗い部屋に置けて、映さない範囲を決められるWansview Q5は十分候補になると思います。わが家は「置き場所を増やさない」と先に決めていたので、予備の棚に戻した、というだけです。
🙆 おすすめな人
- ・3千円台で、首振りと自動追尾のある見守りカメラを試したい人
- ・暗い寝室に置くので、カメラの光が見えにくい暗視を選びたい人
- ・映さない範囲を決めて、家族が過ごす部屋に置きたい人
- ・スマホだけでなく、PCやタブレットでも映像を見たい人
- ・2.4GHz帯のWi-Fiとアプリの設定、パスワードの管理を自分でできる人
🙅 向いていない人
- ・泣き声や室温のお知らせがほしい人(商品説明に記載がない。ベビーモニターを)
- ・2.4GHz帯のWi-Fiを使えない家(このモデルは2.4GHz帯が必要)
- ・夜もカラーで見たい人(暗視は白黒)
- ・呼吸や体調を見張る機器を探している人(見守りカメラは見守りの補助です)
Wansview Q5 ネットワークカメラ 2K 300万画素(ベビーモニター) のよくある質問・口コミ・評判(FAQ)
Q.ベビーモニターとして使える?
Q.5GHz帯のWi-Fiでもつながる?
Q.録画はどこに保存される?
Q.映像を見られる人の範囲は、どう管理した?
Q.どこに、どう置けばいい?
総評・まとめ:買って良かったか?
Wansview Q5は、3千円台で、首振りと左右の自動追尾、光の見えない暗視、映さない範囲の指定がそろう汎用カメラでした。寝室では暗い中でも寝返りまで白黒で分かり、リビングではダイニングの側を撮らないように設定できました。スマホのほかにPCでも見られます。 一方で、つなぐには2.4GHz帯のWi-Fiが必要で、知らせてくれるのは動きだけ。PCで見るなら、会議の画面共有への映り込みにも気を配る必要があります。そして見守りカメラは見守りの補助で、子どもの呼吸や体調を監視・保証するものではありません。わが家では今の2台と入れ替える理由までは見つからず予備の棚に戻しましたが、これから汎用カメラを1台目に選ぶ家庭、とくに暗い部屋に置きたい家庭には、試しやすい価格の1台です。
📊 この商品が登場する比較記事
同じ比較記事に登場する他の選択肢

Babysense ベビーモニター HDS2-JP
専用モニター型: Wi-Fi・アプリ・アカウント不要。5インチ画面から首振り・ズーム

パナソニック ベビーモニター KX-HC705
専用モニター型: 音・動作・温度の3センサーがLEDとお知らせ音で知らせる

CuboAi スマートベビーモニター(第3世代)
アプリ型: 顔が覆われたときや寝返りを通知(メーカー説明)。睡眠レポートと3日間の再生

パナソニック ベビーカメラ KX-HBC200(スマ@ホーム)
アプリ型: 自動追尾とタイムラプス。布団を転がる子にカメラの向きがついていく

Sense-U スマートベビーモニター
アプリ型: 400万画素QHDと自動追跡。月額料金なし(メーカー説明)、Wi-Fiは2.4GHzのみ

TP-Link Tapo C220 屋内カメラ(400万画素 2K QHD)
汎用カメラ: 5千円台で2K・パン/チルト・自動追尾。泣き声・室温のお知らせは商品説明にない
🍼 ベビー・キッズカテゴリの関連記事
一覧を見る →【2026年版】赤ちゃんのスキンケア・お手入れ11選|保湿の3役と日焼け止め、耳・鼻・爪のお手入れ道具を比べる
【2026年版】出産祝いのおすすめ12選|予算1千円台〜3万円以上、もらって使い続けやすい実用品を当サイトのレビューから選ぶ

メリーズ 新生児テープ レビュー|里帰り先に164枚を届けて、姪の5000gまでを見届けた

コランハグ ライト レビュー|首のすわらない姪を横抱っこで迎えた、妹の1万2千円台の1本目

ケラッタ おむつ替えシート レビュー|週末に来る姪と外出先のおむつ台に、敷いて丸めて捨てる50枚
