コンビ THE S ISOFIX レビュー|新生児の姪で確かめた、回転式の乗せ降ろし

今年の春、妹の出産準備に付き合って、いちばん時間をかけて選んだのがチャイルドシートでした。妹が選んだのは、コンビのホワイトレーベル **THE S ISOFIX エッグショック**。**ISOFIX固定**の**回転式**で、**新生児から4才頃**まで使えます。Amazonで**¥57,800**。6月に生まれた姪の退院の日から4か月近く、健診の付き添いや買い物で、私も何度も乗せ降ろしをしてきました。「**首のすわらない新生児を、体をひねらずに乗せられるか**」という目線で書きます。
コンビ ホワイトレーベル THE S ISOFIX エッグショック(回転式チャイルドシート・新生児〜4才頃) を選んだ理由・購入のきっかけ
わが家の車には、上の子のときに買った回転しないチャイルドシートを、下の子が2歳を過ぎるまで使ってきました(今は回転式のクルムーヴ ロングに替えています)。後部座席に上半身を入れて、抱っこした子を奥へ押し込むように座らせる。その大変さを知っていたので、妹には最初から回転式を勧めました。 THE S ISOFIXは、新安全基準R129に適合したモデルです。メーカーが「取付ラクラクセパレート」と呼ぶセパレート構造で、ラクに確実に取り付けられることを打ち出しています。頭部の両側面には、メーカーが超・衝撃吸収素材と説明する30mmのエッグショック、背面には通気孔のあるエアスルーシステム。シートは片手で360°ターンでき、ドア側に向けたところで簡易ロックできます。ハーネスは5点式で、洗い替え用の肩ベルトカバーが付いています。 使える範囲は、後向きが身長40〜105cm、前向きが身長76cm以上かつ月齢15カ月以上〜105cm。体重19.0kgを超える子には使えません(参考:新生児〜4才頃)。本体は約13.7kg、サイズは奥行81×幅44×高さ74cmです。 価格はAmazonで¥57,800、楽天では¥65,300でした(2026年9月30日時点)。Amazonの評価は4.3/160件です。
届いてみた第一印象(開封レビュー)
注文する前にしたのは、妹の車がISOFIXに対応しているかと、適合車種に入っているかの確認です。メーカーの案内と車の取扱説明書の両方で確かめてから買いました。 届いた日は、臨月の妹に代わって、妹の夫と私の2人で取扱説明書を1ページずつ見ながら取り付けました。本体は約13.7kgあり、1人で抱えて後部座席に入れるのは大変そうです。手順どおりに進めれば迷う場面は少なく、最後にしっかり固定できているかを2人で確かめています。 退院の日は妹の夫が運転し、私も付き添いました。首のすわらない姪を抱いたまま、シートをドア側へ回してみると、片手でくるりと回り、ドア側で簡易ロックできます。奥へ手を伸ばさずに、正面から背中を預けるように座らせられました。ハーネスを締めたら、走り出す前に取扱説明書どおりの後ろ向きに戻し、固定されたことを確かめる。この手順を、最初の日に妹と一緒に決めました。
実際に使って良かった点(メリット)
1メリット1:360°回転とドア側の簡易ロックで、新生児を正面から座らせられる
シートは片手で360°ターンし、ドア側に向けたところで簡易ロックできます。首のすわらない時期は、抱っこした腕の角度をなるべく変えずに座らせたいもの。正面から座らせてハーネスを締め、それから向きを戻せるので、回らないシートで体をひねっていたわが家のころとは、乗せ降ろしの大変さがまるで違いました。
2メリット2:後向きで身長105cmまで使える
後向きは身長40〜105cmまで使えます。前向きにできるのは身長76cm以上かつ月齢15カ月以上からなので、姪はこの先もしばらく後向きです。新生児から4才頃までを、向きを変えながら1台で見通せるのは、第1子の妹にとって分かりやすい判断材料でした。
3メリット3:夏生まれに助かった、背面の通気孔と洗い替えの肩ベルトカバー
背面に通気孔があるエアスルーシステムは、6月生まれの姪の夏の移動で妹が気にしていた点でした。背中が汗で湿っていないかは毎回手で触って確かめていますが、付属の洗い替え用肩ベルトカバーがあるので、よだれや吐き戻しで汚れてもすぐに替えを付けられます。
4メリット4:頭部の両側面に30mmのエッグショック
頭部の両側面に30mmのエッグショックが入っています。コンビが超・衝撃吸収素材と説明している素材で、これはメーカーの説明です。妹がTHE Sに決めた理由のひとつでしたが、取扱説明書どおりの取り付けと、毎回のハーネスが前提になることは、2人で何度も確かめました。
気になった点・いまいちなところ(デメリット)
1デメリット1:約13.7kgで、ほかの車への付け替えは大仕事
本体は約13.7kgあります。妹の家は1台の車に付けたままにしていますが、夫婦の車を日によって替えるような使い方には向かないと感じました。付け替えるときも、そのたびに取扱説明書どおりに取り付けて、固定を確かめる必要があります。
2デメリット2:奥行81cm。適合車種と後部座席のスペースの確認が欠かせない
ISOFIX固定なので、車がISOFIXに対応していることが前提で、車種によっては取り付けられない場合もあります。サイズも奥行81×幅44×高さ74cmと大きいので、回したときに前の座席やドアに当たらないかを、購入前に確かめておくと安心です。
3デメリット3:5万円台後半の価格
Amazonで¥57,800と、手頃とはいえない価格です。使えるのは4才頃までなので、10才頃まで使えるクルムーヴ ロングに比べると、1年あたりの負担は大きくなります。妹は「新生児期の乗せ降ろしに払う」と割り切って選びました。
4デメリット4:新生児のうちは、ハーネスを合わせるのに時間がかかる
5点式ハーネスは、乗せるたびに毎回締めるのが基本です。新生児期は体が小さく、肩ベルトの位置やゆるみを確かめるのに、慣れるまで時間がかかりました。厚手の服を着せたまま締めない、ねじれがないかを見る、といった確認は、急いでいる日も省けません。
こんなシーンで使っています(使い方・活用例)
平日の健診や小児科への付き添い
妹の夫が仕事の平日は、私が有給を取って妹の車を運転しました。姪を抱いたままシートをドア側に回して座らせ、ハーネスを締めてから向きを戻し、固定を確かめて出発。乗せ降ろしは妹、運転は私と分けると、産後の妹が車の横で長くかがまずに済みました。
夏の買い物帰り、車内が暑い日
駐車場に戻ったら、先にエンジンをかけてエアコンを入れ、シートやハーネスの金具が熱くなっていないか手で触ってから座らせます。背面に通気孔があっても、暑さへの気配りは大人の役目です。上着や厚手のおくるみは、座らせる前に外しています。
わが家の車と続けて乗せ降ろしした日
同じ日に、わが家の車で下の子を、妹の車で姪を乗せ降ろしたことがあります。回らないシートに2歳の下の子を押し込む動きと、回転式で正面から座らせる動きの差ははっきりしていて、これがわが家もクルムーヴ ロングに替えるきっかけのひとつになりました。
類似品・他社製品との比較
当サイトでは、わが家で使い始めたコンビ クルムーヴ ロング R129もレビューしています。どちらもISOFIX固定の回転式で、頭部にエッグショックが入ったコンビのシートです。違いは使える期間で、クルムーヴ ロングは10才頃まで、THE S ISOFIXは新生児から4才頃まで。2歳を過ぎた下の子の先を長く見たわが家はクルムーヴ ロング、第1子の新生児期から4才頃までを1台でと考えた妹はTHE Sを選びました。当サイトでは、別の書き手がJoie アイ・アーク360やアップリカ フラディアグロウといった回転式もレビューしています。これから生まれる子の最初の1台で、新生児期の乗せ降ろしを重視するならTHE S、成長した子の買い替えで先を長く見るならクルムーヴ ロングという分け方になると思います。
🙆 おすすめな人
- ・出産準備で、新生児から使える回転式のチャイルドシートを探している人
- ・首のすわらない時期の乗せ降ろしを、体をひねらずにしたい人
- ・夏生まれで、背面の通気や肩ベルトカバーの洗い替えが気になる人
- ・新生児から4才頃まで、後向きと前向きを1台で使いたい人
- ・ISOFIX対応の車に乗っていて、適合車種を確認できた人
🙅 向いていない人
- ・ISOFIXに対応していない車や、適合車種に入っていない車に乗っている人
- ・何台かの車に頻繁に付け替えたい人(約13.7kg)
- ・後部座席に、奥行81cmのシートを回すスペースがとれない人
- ・4才頃より先まで、1台で使い続けたい人
コンビ ホワイトレーベル THE S ISOFIX エッグショック(回転式チャイルドシート・新生児〜4才頃) のよくある質問・口コミ・評判(FAQ)
Q.どの車にも付けられる?
Q.取り付けで気をつけることは?
Q.何才(身長・体重)まで使える?
Q.ハーネスはどう使う?
Q.エッグショックって何?
総評・まとめ:買って良かったか?
THE S ISOFIXを妹の車に付けてから4か月近く。首のすわらない姪を、正面から座らせてハーネスを締められることが、付き添う私にとっても、産後の妹にとってもいちばんの助けになりました。後向きで身長105cmまで使え、夏の移動では通気孔と洗い替えの肩ベルトカバーも役に立っています。 一方で、約13.7kgと重く、奥行81cmと大きいので、ISOFIX対応と適合車種、後部座席のスペースの確認は欠かせません。価格も5万円台後半です。取扱説明書どおりに取り付け、回したシートは走り出す前に戻して固定し、ハーネスは毎回締める。この基本を守ったうえで、新生児から4才頃までを回転式1台で通したい家庭に向いたチャイルドシートです。
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Joie アイ・アーク360° キャノピー付
①新生児〜4歳頃: 片手で回る座面と、固定できると緑に変わる表示。4万円台で回転式・ISOFIX・R129適合がそろう

アップリカ フラディアグロウ ISOFIX
①新生児〜4歳頃: 新生児期は横向きのベッド型で平らに寝かせて乗せる回転式(身長40〜100cm)

アップリカ クルリラプライト
①新生児〜4歳頃: サイドターンレバーと片手で調節できるフィットアジャスター。祖父母の車に付けっぱなしで任せる

コンビ クルムーヴ ロング R129 エッグショック EA
①〜③新生児〜10才頃: 3つのモードとずっとフィット構造で、1台を長く通す回転式

コンビ ジョイトリップ アドバンス plus エッグショック SC
②15か月〜12才頃: マグネットのバックルとひらっくベルトで、ハーネスを留めやすいチャイルド&ジュニアシート

アップリカ リライドE AB
②15か月〜12歳頃: 7.5kg・ISOFIX固定・R129適合。ハーネスからブースターまで、きょうだいで回せる
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