Amazon eero 6+(2ユニット)レビュー|築30年の賃貸で、廊下の奥の部屋までWi-Fiを届かせる

リビングでは問題なくつながるのに、廊下の奥の部屋に入ると、スマホの動画がぐるぐる回って止まる。子どもを寝かしつけたあと、布団の横であしたの献立を調べようとしても、ページがなかなか開きません。**Amazonのeero 6+**は、複数のユニットで家の中にWi-Fiを広げる**メッシュWi-Fiシステム**で、私が買ったのは**2ユニット**のセットです。Amazonで**¥27,800**。「**ルーターから遠い奥の部屋まで、工事なしでWi-Fiを届かせられるか**」を、8月の終わりから1か月あまり使って確かめました。
Amazon eero 6+ メッシュWi-Fi(2ユニット) を選んだ理由・購入のきっかけ
わが家は夫と子ども2人の4人家族で、上の子は小学生、下の子は2歳を過ぎたところです。Wi-Fiルーターは、回線の機器と一緒にリビングのテレビ台の横に置いた1台だけで、入居したときから替えていませんでした。そのあいだに、Wi-Fiにつなぐ道具は増えています。家族のスマホとパソコン、Fire HD 10、iPad、プリンター、それにWi-Fiにつながる家電がいくつか。数えてみると、10台を超えていました。築30年の賃貸なので、壁に穴をあけてLANケーブルを通すことはできません。コンセントに挿して置くだけで、奥の部屋まで届く方法を探していました。 eero 6+は、商品説明によると、複数のユニットで家の中をカバーするメッシュWi-Fiシステムです。商品名にはAX3000と1.0Gbpsイーサネットの表記があり、メーカーは最大1ギガビットのWi-Fiスピードをうたっています。最大Wi-Fi範囲は、1ユニットで140m²、2ユニットで280m²、3ユニットで420m²。約75台のデバイスとの同時接続をサポートするとされています。セットアップはeeroアプリのガイドに従って進める方式で、ネットワークの管理もアプリから行います。TrueMeshという技術で通信の経路を調整し、接続の切れを減らすという説明です。Thread、Matter、Zigbeeのデバイスを接続・管理するスマートホームハブの機能もありますが、eero自体にAlexaは搭載されていません。サポートは日本国内のカスタマーサポートで、フリーダイヤルとメールの窓口があります。別途有料のサブスクリプション「eero Plus」を契約すると、オンラインセキュリティのツールなどが使えるとのことです。 価格はAmazonで¥27,800(2026年10月3日確認、Amazon.co.jpの販売)、評価は4.2/253件でした。なお、本体の大きさ、有線LANポートの数、保証期間は、私が確認した商品説明には見当たりませんでした。範囲・台数・速度の数字はメーカーの表示で、壁や間取りによって変わります。速度は、契約している回線の速度以上にはなりません。
届いてみた第一印象(開封レビュー)
箱の中には、同じ形のユニットが2つ入っていました。思っていたより小さく、棚の上に置いても目立ちません。 1つ目は、リビングの回線の機器にLANケーブルでつなぎ、スマホに入れたeeroアプリの案内どおりに進めました。画面に出る指示を1つずつ済ませていくだけで、迷うところはほとんどありません。ただ、回線の機器の側をどう設定するかは、契約している回線や機器によって違います。わが家は、プロバイダーの案内を読んでから取りかかりました。 2つ目は、リビングと奥の部屋のあいだにある、廊下の棚の上へ。下の子の手が届かない高さで、コンセントに近い場所を選びました。コードは棚の裏に回しています。置き場所を決める時間も入れて、全部で30分ほど。夫が帰ってくる前に終わりました。 その夜、子どもたちを寝かしつけたあと、奥の部屋で動画を再生してみました。いつもなら途中で止まる動画が、最後まで止まらずに流れた。それだけのことですが、布団の横でスマホを持ち上げて電波を探していた1年を思うと、もっと早く替えればよかったと感じました。
実際に使って良かった点(メリット)
1メリット1:廊下の奥の部屋でも、動画が止まらなくなった
メーカーの表示では、最大Wi-Fi範囲は2ユニットで280m²。わが家の広さはそれよりずっと小さいのですが、築30年の建物は壁が厚いのか、ルーター1台では奥の部屋まで届きませんでした。廊下に2つ目のユニットを置いてからは、奥の部屋でも動画やビデオ通話が止まりにくくなりました。届き方は壁や間取りで変わるので、わが家の場合の話として読んでください。
2メリット2:アプリの案内どおりに進めれば、設定が終わる
メーカーは、eeroアプリのガイドに従えば数分でセットアップが完了すると説明しています。わが家は置き場所を決める時間も入れて30分ほどかかりましたが、アプリの画面で迷うことはありませんでした。ネットワークの管理も、アプリから行えます。機械に強くない私ひとりで終えられたのは、うれしい点でした。
3メリット3:家の中を歩いても、つなぎ直さなくていい
メーカーによると、TrueMeshという技術が通信の経路を調整して、接続の切れを減らします。リビングで見始めたレシピの動画を、スマホを持ったまま台所へ、そのあと奥の部屋へ持っていっても、自分でつなぎ直す操作は要りませんでした。どちらのユニットにつながっているかを、気にせずに使えています。
4メリット4:つなぐ機器が増えても、台数に余裕がある
メーカーの表示では、約75台のデバイスとの同時接続をサポートします。わが家は、スマホ、タブレット2台、プリンターに加えて、9月にはEcho Show 15も増えました。夕方に上の子がiPadで調べ物をし、夫が動画を見て、私がプリンターで書類を刷る、という時間帯でも、だれかの画面が止まることは減りました。
5メリット5:国内のサポート窓口と、アプリでのアップデート通知がある
サポートは日本国内のカスタマーサポートで、フリーダイヤルとメールの窓口があります。利用を始めたあとも、eeroアプリの通知機能で、ネットワークセキュリティを守るためのサービスアップデートを確認できるとのこと。家のネットワークは家族全員の入り口なので、困ったときに日本語で聞ける先があることは、慎重派の私には大事でした。
気になった点・いまいちなところ(デメリット)
1デメリット1:回線の機器とのつなぎ方は、家ごとに自分で調べる
eero側の設定はアプリが案内してくれますが、回線の機器の側をどうするかは、契約している回線や、借りている機器によって違います。いままでのルーターを外すのか、設定を変えるのか。ここはプロバイダーの案内を読む必要があり、わが家もいちばん時間がかかりました。分からないときは、プロバイダーとeeroのサポートに確認するのが確実です。
2デメリット2:設定も管理もアプリが前提で、一部の機能は有料
セットアップも、そのあとの管理も、スマホのeeroアプリで行います。スマホを使わずに設定したい人には向きません。また、オンラインセキュリティのツールなどは、別途有料のサブスクリプション「eero Plus」の契約が必要です。どの機能が有料なのかは、買う前にAmazonの案内で確かめておくと、あとで戸惑いません。
3デメリット3:有線LANポートの数や保証期間が、商品説明に書かれていない
商品名に1.0Gbpsイーサネットとありますが、有線LANポートがいくつあるかは、私が確認した商品説明には書かれていませんでした。本体の大きさと保証期間も見当たりません。テレビやパソコンを有線でつなぎたい人は、ポートの数をメーカーの情報で確かめてから選んでください。
4デメリット4:2つ目の置き場所に、コンセントと棚が要る
2つ目のユニットは、ルーターと奥の部屋のあいだに置きます。わが家の廊下にはコンセントが1か所しかなく、置ける場所は限られました。床に置くと下の子がさわるので、棚の上に。コンセントの位置と、子どもの手が届かない高さの両方を満たす場所があるかは、買う前に家の中を見ておくことをおすすめします。
こんなシーンで使っています(使い方・活用例)
夜、子どもを寝かしつけたあとの奥の部屋で
子どもたちが寝たら、布団の横であしたの献立と、学校の持ち物を確認します。以前はページが開くまで待ちきれず、リビングへ戻って調べていました。いまは、その場で調べて、そのまま買い物リストに入れるところまで済みます。
夕方、家族がそれぞれ画面を使う時間
夕方は、上の子がダイニングでiPadを使って調べ物、夫は帰宅後にスマホで動画、ダイニングの棚ではEcho Show 15が予定表を出しています。同時に使う機器が多い時間帯でも、上の子の調べ物のページが開かずに止まる、ということは減りました。
月に一度、アプリで見直す日
月のはじめに、eeroアプリを開いて、アップデートの通知が来ていないかを確かめます。あわせて、つないでいる機器に覚えのないものがないかも見ています。Wi-Fiのパスワードは、ほかのサービスと同じものを使い回さず、紙に書いて子どもの手が届かない場所にしまっています。
類似品・他社製品との比較
当サイトでは、リョウがTP-Link Deco X50(2ユニット・Amazon¥22,800)を、タイガがTP-Link Deco BE22(2パック・Amazon¥33,800)をレビューしています。どちらも別の家での話です。Deco X50はWi-Fi 6対応で、各ユニットにギガビットポートが3つ、メーカー保証は3年と説明されているモデル。eero 6+はそれより5,000円高くなります。Deco BE22はWi-Fi 7に対応したモデルで、eero 6+のほうが6,000円安い。eero 6+ならではの点は、対応するAmazon Echoデバイス(別売)を、Wi-Fiの範囲を広げる役に使える「eeroビルトイン」機能があることです。わが家のEcho Show 15が対応しているかは、Amazonの案内で確かめてから試すつもりでいます。有線ポートの数や保証期間がはっきりしているものを選びたいならDeco X50、Wi-Fi 7の機器をこれから増やすならDeco BE22、Echoを置いている家で、アプリの案内に任せて設定したいならeero 6+、というのが私の分け方です。
🙆 おすすめな人
- ・ルーター1台では、奥の部屋までWi-Fiが届かない家庭
- ・壁に穴をあけられない賃貸で、置くだけで範囲を広げたい人
- ・設定を、スマホのアプリの案内に沿って進めたい人
- ・Amazon Echoを使っていて、同じAmazonの機器でそろえたい人
🙅 向いていない人
- ・スマホのアプリを使わずに、設定や管理をしたい人
- ・有線LANポートの数や保証期間を、商品説明で確かめてから買いたい人
- ・いまのルーター1台で、家じゅうに届いている家庭
Amazon eero 6+ メッシュWi-Fi(2ユニット) のよくある質問・口コミ・評判(FAQ)
Q.2ユニットで、どのくらいの広さに届く?
Q.いまのルーターや、回線の機器はどうする?
Q.速度は速くなる?
Q.子どもがいる家で気をつけることは?
Q.Amazon Echoと組み合わせると、何ができる?
総評・まとめ:買って良かったか?
eero 6+を2つ置いてから、廊下の奥の部屋でも、動画や調べ物が途中で止まりにくくなりました。壁に穴をあけず、コンセントに挿して置くだけ。設定はアプリの案内どおりに進み、家の中を歩いてもつなぎ直す必要がありません。国内のサポート窓口があることも、買うときの後押しになりました。 一方で、回線の機器とのつなぎ方は家ごとに調べる必要があり、設定も管理もアプリが前提です。有線LANポートの数や保証期間は商品説明から分からず、一部の機能は有料の契約が要ります。それでも、ルーターから遠い部屋でWi-Fiが止まることに、毎晩小さく困っている家庭には、¥27,800で試す価値のある2台です。
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