Synology DS223j/G レビュー|3万円台の2ベイNASキットを、HDD別売・1GBメモリ・1ギガLANとバックアップの考え方から整理

スマホの写真が増え続け、外付けHDDは1台きり。家族のデータの置き場所を考え始めると、候補に挙がるのがNASです。**Synology DS223j/G**は、**HDDを2台入れる2ベイのNASキット**で、図解の**目的別ガイドブック**が付くモデル。Amazonで**¥33,800**(2026年10月3日時点)です。**HDDは付属しない**ので、この金額だけでは使い始められません。編集部が商品説明をもとに、**CPU・メモリ・LANポート、ガイドブック、サポート**を整理し、**HDDの選び方、バックアップの考え方、外からアクセスするときの管理**など買う前の確認点をまとめました。
Synology NASキット 2ベイ DS223j/G(ガイドブック付) を選んだ理由・購入のきっかけ
当サイトでは、リョウが同じ2ベイで価格が上のSynology DS225+(¥64,660)を、書斎に置いて使った記録としてレビューしています。DS223j/Gはそれより30,860円安く、商品名でライトユーザー向けとされているモデルです。この記事では、2台の商品説明を並べて、何が同じで、何が違うかも見ていきます。 NASは、家のネットワークにつないで使う保管用の機器です。DS223j/Gの商品説明にある仕様は次のとおり。ドライブベイは2台ぶんで、HDDは付属しないため、対応するHDDを別に買う必要があります。製品仕様は、メーカー型番がDS223j、CPUがRealtek RTD1619B(4コア)、メモリが1GB、LANポートが1Gbit×1。寸法は幅10×奥行17×高さ22cmです。型番の「/G」はGモデルを指し、図解で分かりやすい目的別ガイドブックが付属します。商品名には国内正規代理店(フィールドレイク)の取扱品、電話サポート対応品とあります。 メーカーが勧めているのは、PCやスマートフォン、USBなどのデータを一括管理したい人、デバイスの容量が足りなくて困っている人、遠くに住む家族と写真や動画を共有したい人、少人数での使用を想定している人。「自分専用のクラウドへ、いつでもどこからでもアクセス」という説明もあります。 価格はAmazonで¥33,800(2026年10月3日時点、Amazon.co.jpの販売)。Amazonの評価は4.4/285件です。この記事は編集部が商品説明を整理したもので、使用した体験談ではありません。
届いてみた第一印象(開封レビュー)
商品ページでまず目に入るのは、「HDDの付属はございません」という注意書きです。HDDが入っていない状態で届くので、HDDを買って取り付けるまで、データは1つも置けません。予算は、本体の¥33,800にHDD2台ぶんを足した金額で考える必要があります。どのHDDが使えるかは、注文の前にSynologyの互換リストで確かめてください。 次に、製品仕様のメモリ1GBとLANポート1Gbit×1です。当サイトでリョウがレビューしたDS225+は、メモリが2GB、LANポートが2.5Gbit×1と1Gbit×1。メーカーもDS223jを少人数での使用を想定したモデルとしていて、写真や書類の保管と共有が中心の使い方に向けた構成と読めます。 そして、書かれていない項目です。本体の重さ、動作音、消費電力、USB端子の有無と数、メモリを増やせるかどうか、保証の期間は、Amazonの商品説明では確認できませんでした。寝室の近くに置きたい人、外付けHDDをつないでコピーを取りたい人は、ここをメーカーの仕様で埋めてから注文するのが安全です。
実際に使って良かった点(メリット)
1メリット1:2ベイのNASキットが、Amazonで¥33,800
HDDを2台入れられる2ベイのNASキットで、Amazon.co.jpの販売で¥33,800。リョウがレビューしたDS225+(¥64,660)より30,860円安い価格です。差額をHDD2台の費用にあてられるので、初めてNASを置く家には総額を抑えやすい選択肢になります。
2メリット2:図解の目的別ガイドブックが付属(Gモデル)
DS223j/GはGモデルで、図解で分かりやすい目的別ガイドブックが付属します。NASは、HDDの取り付けから初期設定、スマートフォンとの連携まで、最初に決めることが多い機器です。やりたいことから手順を引ける紙の資料があるのは、初めての人には心強い点です。ガイドブックが扱う内容の範囲は、商品説明に書かれていません。
3メリット3:国内正規代理店の取扱品で、電話サポート対応品
商品名に国内正規代理店フィールドレイク取扱品、電話サポート対応品とあります。家族の写真を預ける機器なので、設定で行き詰まったときに電話で聞ける先があるのは選ぶ理由になります。サポートの範囲や期間、保証の年数は商品説明にないので、購入時の案内で確かめてください。
4メリット4:4コアのCPUと、メーカーが示す想定の使い方
CPUはRealtek RTD1619B(4コア)、メモリは1GB。メーカーは、データを一括管理したい人、デバイスの容量が足りない人、遠くの家族と写真や動画を共有したい人、少人数で使う人に勧めています。誰に向けたモデルかが商品説明にはっきり書かれているので、自分の使い方が当てはまるかどうかを判断しやすくなっています。
5メリット5:幅10×奥行17×高さ22cmの本体
仕様欄の寸法は幅10×奥行17×高さ22cmです。ルーターの近くの棚や、本棚の一段に置き場所を作りやすい大きさ。HDDが動いているあいだは音と振動が出るので、安定した硬い面に置き、周りに熱がこもらないようすき間を空けてください。重さと動作音の数字は商品説明にありません。
気になった点・いまいちなところ(デメリット)
1デメリット1:HDDは別売。対応するHDDを確かめて2台買う
商品説明に、HDDは付属しないので、別途対応HDDを購入するようにとあります。本体の¥33,800だけでは使えず、HDD2台ぶんの費用が加わります。どのHDDが対応するかは商品説明に挙がっていないので、注文の前にSynologyの互換リストで型番を確かめてください。手持ちのHDDを流用するつもりの人も、同じ確認が必要です。
2デメリット2:メモリは1GB、LANポートは1Gbit×1
製品仕様はメモリ1GB、LANポート1Gbit×1です。DS225+は2GB、2.5Gbit×1と1Gbit×1。メーカー自身がDS223jを少人数での使用向けとしているとおり、同時に使う人数や機能を増やしていきたい人には、余裕が足りなくなる可能性があります。メモリを増やせるかどうかは、商品説明に書かれていません。
3デメリット3:NASに入れただけでは、バックアップは終わらない
2ベイのNASでは、2台のHDDに同じ内容を書き込む構成(一般にRAID 1やミラーリングと呼ばれます)がよく使われます。これは1台のHDDが故障しても、もう1台に同じ内容が残るための仕組みです。誤って消したファイル、本体の故障、落雷や火事、盗難までは守れません。「NASに入れたから消えない」とは言えないので、大事なデータは別の機器や別の場所にもコピーを持つ前提で考えてください。
4デメリット4:外からアクセスできる便利さは、管理の手間と引き換え
メーカーは「いつでもどこからでもアクセス」と説明しています。外から届くということは、設定が甘ければ他人からも届きうるということです。管理者のパスワードは長く、ほかと使い回さないものにし、2段階認証などの設定が用意されていれば有効にして、更新の通知が来たら早めに適用してください。この管理を続けるのが難しい人には、クラウドの保管サービスのほうが合います。
こんなシーンで使っています(使い方・活用例)
注文の前に、HDDと総額を決める
まず、Synologyの互換リストでDS223jに対応するHDDを確かめます。2台に同じ内容を書く構成にするなら、使える容量はHDD1台ぶんになるので、いまのデータ量と数年先の増え方を見て容量を決めます。本体¥33,800とHDD2台の合計が、外付けHDDやクラウドの保管サービスと比べて納得できるかを、ここで考えておきます。
ルーターの近くに置いて、有線でつなぐ
LANポートは1Gbit×1なので、ルーターや回線の機器の近くに置き、LANケーブルでつなぎます。置き場所は幅10×奥行17×高さ22cmが収まる、安定した棚の上へ。HDDの動作音が気になる寝室は避け、小さな子どもが本体を揺らしたり、電源コードを抜いたりできない高さを選んでください。動いている途中に電源が切れると、データが傷むおそれがあります。
使い始めてから続けること
付属の目的別ガイドブックとメーカーの案内に沿って、共有フォルダや、スマートフォンの写真を送る設定を進めます。設定が済んだら、大事なフォルダを別の機器にもコピーする日を月に1回などと決めておくこと。更新の通知を放置しないこと。家族にアカウントを分けて渡す場合は、それぞれのパスワードの管理も話し合っておくと安心です。
類似品・他社製品との比較
当サイトでは、リョウがSynology DS225+(¥64,660)をレビューしています。どちらも2ベイのNASキットで、HDDは別売、商品名に国内正規代理店フィールドレイクの取扱品・電話サポート対応品とある点は同じです。違いは次のとおりです。CPUは、DS223jがRealtek RTD1619B(4コア)、DS225+がIntel Celeron(4コア)。メモリは1GBと2GB。LANポートは、DS223jが1Gbit×1、DS225+が2.5Gbit×1と1Gbit×1。メーカーが勧める相手は、DS223jが少人数での使用を想定している人、DS225+が拡張性は必要ないが処理速度は求める人です。DS225+の商品説明には「互換リストに掲載されたHDDのみ対応」と明記されており、HDDの確認が欠かせないのは2台とも同じです。 価格の差は30,860円。写真や書類の保管と共有が中心で、まず総額を抑えたいならDS223j/G、PCのバックアップまで含めて処理の余裕を取りたい、2.5Gbitの有線を生かせる環境があるならDS225+、という分け方になります。家のルーターがギガビットポートの機種(当サイトではリョウがレビューしたTP-Link Deco X50、¥22,800など)なら、有線の速さは1ギガが上限になり、LANポートの差は出にくくなります。 NASを置かない選択肢もあります。外付けHDDは費用が小さい代わりに、コピーを人が覚えている必要があります。クラウドの保管サービスは機器の管理が要らない代わりに、月々の料金が続きます。NASは最初の費用と管理の手間がかかる代わりに、家族のデータを1か所に集められます。
🙆 おすすめな人
- ・初めてNASを置く人で、図解のガイドブックと電話サポートがあるモデルを選びたい人
- ・家族のスマホの写真や書類を、1か所にまとめたい少人数の家庭
- ・本体の価格を抑えて、そのぶんをHDD2台の費用に回したい人
- ・互換リストの確認、初期設定、更新の適用を自分で続けられる人
- ・大事なデータは、NASとは別の場所にもコピーを持つつもりの人
🙅 向いていない人
- ・HDDが最初から入っていて、届いてすぐ使える製品を探している人
- ・同時に使う人数や機能を増やしていく予定の人(DS225+などが候補)
- ・2.5Gbitの有線LANを生かしたい人(LANポートは1Gbit×1)
- ・機器の管理や更新に時間をかけたくない人(クラウドの保管サービスが候補)
Synology NASキット 2ベイ DS223j/G(ガイドブック付) のよくある質問・口コミ・評判(FAQ)
Q.HDDは付いている?どれを買えばいい?
Q.HDDを2台入れておけば、データは消えない?
Q.DS225+とは何が違う?
Q.外出先からも写真を見られる?
Q.置き場所の大きさは?音はする?
Q.保証やサポートは?
総評・まとめ:買って良かったか?
Synology DS223j/Gは、2ベイのNASキットに図解の目的別ガイドブックが付くモデルです。CPUはRealtek RTD1619B(4コア)、メモリは1GB、LANポートは1Gbit×1。商品名には国内正規代理店の取扱品・電話サポート対応品とあり、Amazonで¥33,800と、DS225+より30,860円安い価格です。 一方で、HDDは別売で、対応するHDDを互換リストで確かめて2台買う必要があります。2台に同じ内容を書く構成でも、誤って消したファイルや災害までは守れず、外からアクセスするなら、パスワードと更新の管理が続きます。家族の写真と書類を1か所に集めたい少人数の家庭が、HDD代を含めた総額と、別の場所へのコピーまで考えたうえで検討する、最初の1台です。
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