DEEBOT N20 PRO PLUS レビュー|紙パック不要の自動ゴミ収集と振動モップ、4万円弱でどこまで任せられるか

**ロボット掃除機を使い続けるうえで、編集部内でよく話題になるのが「ゴミ捨て」と「ブラシに絡んだ髪の毛」の2つです**。ECOVACSのDEEBOT N20 PRO PLUSは、**紙パック不要の自動集塵ステーション**と、髪の毛の絡まりを防ぐ**ZeroTangle**、**振動モップでの水拭き**をそなえた4万円弱のモデル。編集部で半年使い、床掃除をどこまで任せられるかを確かめました。
ECOVACS DEEBOT N20 PRO PLUS を選んだ理由・購入のきっかけ
DEEBOT N20 PRO PLUSは、ECOVACS(エコバックス)の吸引と水拭きの両用ロボット掃除機です。Amazonの商品名では吸引力8,000Paとされていて、水拭きはOZMO Pro 2.0の振動モップで行います。ブラシには髪の毛の絡まりを防ぐZeroTangle技術を採用。付属のステーションはPureCycloneテクノロジーと4段階のフィルターを組み合わせた自動集塵ステーションで、紙パックを使わない設計です。 そのほかの仕様は、乗り越えられる段差が20mm、バッテリーは5200mAhで、メーカー表記では稼働300分・1回の充電で最大550㎡。ECOVACS HOMEアプリから、吸引力・モップの水量・振動頻度の調整、清掃モードの切り替え、スケジュールの設定ができます。Amazonの商品ページでの寸法表記は42×36×51cm(長さ×幅×高さ)です。 価格はAmazonで¥39,800(2026年9月30日確認、ECOVACS公式の販売)、楽天では¥41,420でした。Amazonの評価は4.1/466件です。先にまとめると、「紙パックを買い足さずに自動ゴミ収集を使い、吸引と水拭きを毎日の習慣にしたい家庭に向く、4万円弱のモデル」です。
届いてみた第一印象(開封レビュー)
箱から出してまず決めたのは、ステーションの置き場所です。自動集塵ステーションは電源につないで壁際に置くので、編集部ではコンセントに近く、ロボットが出入りしやすいリビングの壁際を選びました。Amazonの寸法表記は42×36×51cmなので、購入前に置き場所の幅と高さを測っておくと安心です。 初回はECOVACS HOMEアプリとつないで、まずは吸引だけで部屋を一周させました。商品説明には緻密なナビゲーションで部屋の中を移動しながら掃除するとあり、実際に部屋の端から順に進んでいく様子を確認できました。ただ、床に置いたままの充電ケーブルの近くで動きが止まったことがあり、それ以来、運転前に床の小物やコードを片付けるのが編集部のルールになっています。 掃除を終えてステーションに戻ると、本体のゴミはステーション側に自動で集められます。紙パックを使わないので、たまったゴミはダストコンテナから直接捨てる仕組みです。コンテナの中が見えるので、捨てどきが分かりやすいと感じました。
実際に使って良かった点(メリット)
1メリット1:紙パック不要の自動集塵で、消耗品の買い足しが減る
ステーションはPureCycloneテクノロジーと4段階のフィルターを組み合わせた、紙パックを使わない設計です。紙パック式のようにパックを買い足す手間とコストがかからないのは、長く使うほど効いてきます。ダストコンテナはゴミのたまり具合が見えるので、捨てどきを判断しやすいのも助かりました。
2メリット2:ZeroTangleで、ブラシに絡んだ髪を取る手間が減った
髪の毛の絡まりを防ぐZeroTangle技術を採用しています。編集部には髪の長いメンバーもいますが、半年使った範囲では、ブラシに巻きついた髪を手で取り除く回数がはっきり減りました。まったく絡まないわけではないので、ブラシの状態はときどき確認しています。
3メリット3:振動モップで、吸引と水拭きを1台でこなせる
水拭きはOZMO Pro 2.0の振動モップで行います。アプリでモップの水量と振動頻度を調整できるので、編集部ではフローリングの部屋は控えめ、キッチン前は水量を多めにして使い分けました。吸引のついでに床のうっすらしたベタつきを拭いておけるので、フローリングワイパーを出す回数が減っています。
4メリット4:5200mAh・最大550㎡(メーカー表記)で、広めの間取りにも
バッテリーは5200mAhで、メーカー表記では稼働300分・1回の充電で最大550㎡をカバーします。駆動輪は20mmの段差を乗り越えられるので、部屋と部屋の間の低い敷居なら続けて掃除できました。スケジュール機能と組み合わせれば、外出中に家全体を回らせる使い方もしやすい構成です。
気になった点・いまいちなところ(デメリット)
1デメリット1:吸引力は8,000Paで、上のモデルより数字は控えめ
商品名の表記は吸引力8,000Paです。当サイトで紹介しているDEEBOT N30 PLUSとroborock Q10V+はどちらも最大10,000Paとしているので、数字では一歩譲ります。フローリング中心の編集部の部屋では物足りなさはありませんでしたが、カーペットの部屋が多く、吸引力を重視したいなら、上のモデルと比べて検討してください。
2デメリット2:ステーションのゴミ捨てとフィルターの手入れは自分で
紙パックが要らないぶん、ダストコンテナのゴミは自分で捨てる必要があります。4段階のフィルターにもほこりがたまるので、取扱説明書に沿って定期的に手入れをしてください。ゴミを捨てるときにほこりが舞いやすいので、編集部ではゴミ袋の中でコンテナを空けるようにしています。
3デメリット3:モップを洗うのは手作業
商品説明で案内されているステーションの機能は自動集塵で、モップを洗う機能の記載はありません。水拭きのあとは、モップを外して洗い、よく乾かすのが自分の作業になります。モップの手入れまでドックに任せたい場合は、別のタイプのモデルを検討することになります。
4デメリット4:運転前の片付けと、段差・階段まわりの確認が要る
床に小物やコード、脱いだ靴下などがあると、巻き込んだり動きが止まったりする原因になります。運転前に床を片付けておくのが前提です。また、乗り越えられる段差は20mmまで。階段や玄関の上がり口の近くを走らせるときは、最初の数回は様子を見て、心配な場所は入口をふさぐなどして区切っておくと安心です。
こんなシーンで使っています(使い方・活用例)
平日の外出中に、スケジュールで床掃除
ECOVACS HOMEアプリのスケジュール機能で、平日の日中に掃除を済ませるように設定しました。帰宅したときには床のほこりや髪の毛が片付いているので、週末にまとめて掃除機をかける回数が減っています。出かける前に床のコードや小物を片付けることだけは、毎朝の習慣にしています。
髪の毛やペットの抜け毛が落ちやすい家
髪の長い家族がいる家や、ペットの抜け毛が気になる家は、ZeroTangleの良さを感じやすい場面です。ブラシに絡んだ毛を取る手間が減るうえ、集めたゴミはステーションに自動で移るので、本体のダストボックスを毎回空ける必要もありません。ステーションのダストコンテナは、たまり具合を見ながら早めに捨てるようにしています。
キッチンやダイニングの水拭き
食べこぼしや足裏の皮脂でベタつきやすいキッチン前やダイニングは、振動モップの出番です。アプリでモップの水量と振動頻度を上げ、清掃モードを水拭きに切り替えて使いました。ラグを敷いている部屋では、水拭きの前にラグを片付けておくと安心です。水拭きのあとはモップを外して洗い、よく乾かしてから付け直しています。
類似品・他社製品との比較
当サイトでは、同じECOVACSのDEEBOT N30 PLUS(Amazonで¥69,800)を別の書き手がレビューしています。N30 PLUSは最大10,000Paの吸引と3層V字構造のZeroTangle 2.0、メーカー表記で最大45日分のゴミをためられるバッグレスのステーションを備えたモデルで、N20 PRO PLUSとの価格差は3万円ほどです。roborock Q10V+(Amazonで¥43,999)は、最大10,000Pa(社内テスト)の吸引と振動モップの水拭きに、2.7Lの紙パックにゴミを集めるステーションを組み合わせたモデル。紙パックが要らない点を重視するならN20 PRO PLUS、カーペットでモップを持ち上げる仕組みなど水拭きまわりの作りを重視するならQ10V+、という分かれ方になります。モップの洗浄までドックに任せたいなら、75°Cの高温モップ洗浄と45°Cの温風乾燥を備えた全自動ドックのroborock Qrevo L Pro(Amazonで¥89,990)の記事も比べてみてください。価格はN20 PRO PLUSより約5万円高く、当サイトで比べているロボット掃除機の中では高めのモデルです。4万円弱で、紙パック不要の自動ゴミ収集と振動モップの水拭きをそろえたいならN20 PRO PLUS、というのが編集部の目安です。
🙆 おすすめな人
- ・紙パックを買い足さずに、自動ゴミ収集を使いたい人
- ・ブラシに絡んだ髪の毛を取る手間を減らしたい人
- ・吸引と振動モップの水拭きを1台で済ませたい人
- ・4万円前後で自動ゴミ収集つきのロボット掃除機を探している人
- ・アプリのスケジュールで、外出中に床掃除を済ませておきたい人
🙅 向いていない人
- ・モップの洗浄まで自動で任せたい人(商品説明にあるステーションの機能は自動集塵です)
- ・吸引力の数字を重視する人(8,000Pa。N30 PLUSやQ10V+は最大10,000Pa)
- ・運転前に床の小物やコードを片付けるのが難しい人
- ・20mmを超える段差で部屋が区切られている間取りの人
ECOVACS DEEBOT N20 PRO PLUS のよくある質問・口コミ・評判(FAQ)
Q.吸引力はどのくらい?
Q.紙パックは必要?
Q.モップはステーションで洗ってくれる?
Q.段差や階段がある家でも使える?
Q.DEEBOT N30 PLUSとの違いは?
総評・まとめ:買って良かったか?
DEEBOT N20 PRO PLUSは、ゴミ捨てと毛絡みの手間を減らして、ロボット掃除機を毎日の習慣にしやすくする1台です。紙パック不要のPureCyclone自動集塵ステーション、髪の毛の絡まりを防ぐZeroTangle、OZMO Pro 2.0の振動モップによる水拭きが、4万円弱でそろっています。 吸引力は8,000Paで、10,000Paをうたう上のモデルより数字は控えめです。モップの洗浄とステーションのゴミ捨て・フィルターの手入れは自分で行い、運転前には床の小物やコードを片付け、段差や階段のまわりにも気を配る必要があります。それでも、紙パックを買い足さずに自動ゴミ収集と水拭きを使いたい家庭には、価格とのバランスがとりやすいモデルです。
替えブラシ・消耗品の購入先
DEEBOT N20 PRO PLUS 互換ブラシ&フィルター&モップパッド セット
📊 この商品が登場する比較記事
同じ比較記事に登場する他の選択肢

roborock Qrevo L Pro(2026年モデル)
75°Cのモップ洗浄と45°C温風乾燥、自動ゴミ収集までの全自動ドック

Anker Eufy Robot Vacuum Omni C28(2026/2発売)
ローラーモップ+全自動ドック、Anker品質の安心感

dreame L10s Ultra Gen3
25,000Paの高吸引+AI障害物回避、全部入りの全自動

ECOVACS DEEBOT N30 PLUS
紙パック不要のバッグレス自動ゴミ収集+水拭き、髪が絡みにくいZeroTangle 2.0

roborock Q10V+
4万円台で振動モップの水拭き+紙パック式の自動ゴミ収集、LiDARマッピング

SwitchBot ロボット掃除機 S10(全自動給排水)
水交換ステーションを水道につなぎ、給水・排水・洗浄液の投入を自動で行うと商品説明にある機種。吸引力の表記は6500Pa、モップは50℃の熱風で乾燥



