クニルプス T.220 レビュー|朝から雨の外回りに。リュックの傘ポケットへ入れておく、自動開閉の8本骨

夏のあいだ、私のリュックに入っていたのは、240gの形状記憶の日傘でした。晴雨兼用なので夕立はしのげますが、6本骨の軽い傘は、朝から本降りの日やビル風の強い日には心もとない。そういう日は長傘を持って出て、訪問先の傘立てに置き忘れそうになる。9月の初め、秋雨の前に雨の日用の折りたたみとして買ったのが、**クニルプスのT.220**(MatCross Black・KNT220-1100)です。**ワンタッチ開閉式**の**8本骨**で、使用時の直径は**97cm**、たたむと**直径6×長さ29cm**。Amazonで**¥9,137**。「**スーツで取引先を回る雨の日に、長傘の代わりになるか**」を、1か月使って確かめました。
クニルプス 折りたたみ傘 T.220 自動開閉 KNT220 を選んだ理由・購入のきっかけ
私は都内で営業をしていて、雨の日も電車と徒歩で取引先を回ります。リュックは、当サイトでレビューしているTUMIのAlpha Bravo「サーチ」。傘やペットボトル用の撥水加工のポケットがあり、夏はそこに日傘を差していました。雨の日に長傘を持つと、片手がふさがり、改札でも受付でも置き場所を探すことになります。リュックに入り、片手で開け閉めができて、スーツの肩が濡れにくい大きさの折りたたみを探しました。 T.220は、クニルプスのワンタッチ開閉式の折りたたみ傘です。サイズは、収納時が直径6×長さ29cm、使用時が直径97cm(8本骨)、親骨の長さが53cm。シャフトはアルミとスチール、フレームはアルミとグラスファイバー、傘生地はポリエステル(撥水加工)、グリップはABS樹脂です。付属品は傘収納袋。生産国の欄にはドイツ企画中国製とあり、商品名には正規輸入品の表記があります。色はMatCross Black、品番はKNT220-1100。仕様欄の対象ユーザーはメンズです。 価格はAmazonで¥9,137(2026年10月3日確認、Amazon.co.jpの販売)、楽天では¥9,130でした。Amazonの評価は4.3/272件。確認した時点の在庫は残り5点だったので、買う前に在庫と価格を見直してください。なお、重さ、耐風性能の数値、日傘として使えるか(UVカットや遮光)、保証や修理の案内は、私が確認した商品説明には記載がありません。自動で開く傘なので、人のいる方向に向けて開かない、閉じてシャフトを縮めるときは最後まで押し切ることを前提に書きます。
届いてみた第一印象(開封レビュー)
手に取って最初に感じたのは、ずっしりした手ごたえです。240gの日傘に慣れた手には、はっきり重い。重さは商品説明に書かれていないので数字は出せませんが、軽さで選ぶ傘ではないことは、持てば分かります。たたんだ長さは29cm。リュックの傘用ポケットに差すと、頭が少し出るくらいで収まりました。 ボタンを押すと、傘が一気に開きます。もう一度押すと、今度は生地がすぼまる。ここまでは片手です。そのあと、伸びたままのシャフトを手で押し縮めます。ばねに逆らって押し込む力が要り、最初の日は、駅の階段の手前で押し切れずに、途中からやり直しました。カチッと止まるところまで押し切る。この感覚を手が覚えるまでに、2、3日かかりました。 開いた傘は、直径97cm。リュックを背負ったまま差して、スーツの肩はほぼ収まります。背中のリュックまでは覆いきれないので、雨の強い日はリュックを前に抱えて歩いています。
実際に使って良かった点(メリット)
1メリット1:ボタンひとつで開き、もう一度押すと閉じる
ワンタッチ開閉式です。訪問先の軒先で、リュックを背負い、片手に紙袋を持ったままでも、傘を開けます。建物に入るときは、ボタンを押して生地をすぼめてから中へ。傘の開け閉めのために立ち止まる時間が短くなるのは、1日に何件も回る日ほどありがたく感じます。
2メリット2:直径97cmの8本骨。スーツの肩が収まる
使用時の直径は97cm、骨は8本、親骨の長さは53cmです。6本骨の日傘では濡れていたスーツの肩が、この傘では収まります。この1か月、ビルの谷間で横から風を受けた日が何度かありましたが、骨が裏返ったことはありませんでした。ただし、耐風性能の数値は商品説明に書かれていないので、これは私の1か月の範囲の話です。
3メリット3:たたむと直径6×長さ29cm。長傘を持たずに済む
収納時は直径6×長さ29cm。リュックの傘用ポケットに入るので、雨の予報の日も両手が空きます。訪問先の傘立てに置かないから、置き忘れることがない。付属の傘収納袋に入れておけば、濡れた傘をしまうときも、ほかの荷物に水が移りにくくなります。
4メリット4:素材の内訳が、商品説明に書かれている
シャフトはアルミとスチール、フレームはアルミとグラスファイバー、傘生地はポリエステル(撥水加工)、グリップはABS樹脂。どこに何が使われているかが分かるのは、9千円台の傘を選ぶうえで安心できる材料でした。雨のあと、軒先でひと振りすると水滴がよく落ち、収納袋に入れるまでが早く済みます。
気になった点・いまいちなところ(デメリット)
1デメリット1:閉じたあと、シャフトを縮めるのに力が要る
ボタンで自動になるのは、開くのと、生地をすぼめるところまで。伸びたシャフトは、ばねに逆らって手で押し縮めます。カチッと止まるまで押し切る必要があり、力の弱い人や子どもには扱いにくいと思います。逆戻りを防ぐ仕組みがあるかどうかは商品説明に書かれていないので、私は傘の先を自分や人に向けず、胸の前で地面に向けて押し込むようにしています。
2デメリット2:軽くはない。重さの数字も商品説明にない
240gの日傘と持ち替えると、重さの違いがはっきり分かります。重さは商品説明に記載がないため、数字では比べられません。毎日かばんに入れっぱなしにするには重い、と感じる人もいるはずです。私は、雨の予報の日だけリュックに入れることにしました。
3デメリット3:¥9,137。なくしたときの痛手が大きい
折りたたみ傘としては高い価格です。電車の網棚や飲食店に置き忘れれば、9千円がそのまま消えます。保証や修理の案内は、私が確認した商品説明には記載がありません。壊れたときにどうなるかは、買う前に販売元やメーカーの情報で確かめておきたいところです。
4デメリット4:日傘として使えるかは、書かれていない
仕様欄の用途は雨よけで、UVカットや遮光についての記載はありません。夏の日差しには、これまでどおり日傘を使うつもりです。1年を1本で済ませたい人には、合わない選び方になります。
こんなシーンで使っています(使い方・活用例)
朝から雨の日、取引先を3件回る
駅から訪問先まで歩き、軒先でボタンを押して生地をすぼめ、シャフトを押し縮めて収納袋へ。受付の前では、もう傘はリュックの中です。傘立てを探すことも、帰りに傘を取り違える心配もなくなりました。
改札の手前と、電車の中
改札の手前で傘を閉じるときは、人の流れから外れて、壁際でシャフトを縮めます。押し込む動作には両手を使うので、歩きながらはできません。電車では、収納袋に入れた傘をリュックの撥水加工のポケットへ。床に水たまりを作らずに済みます。
雨の朝、娘を保育園へ送る
片手は娘の手、もう片方の手で傘を開きます。自動で開く傘は勢いがあるので、娘の顔の高さでは開かず、腕を上に伸ばしてからボタンを押すのが決まりです。娘には持たせません。シャフトを縮めるのは、園の玄関で娘の手を離してからにしています。
類似品・他社製品との比較
私が夏に使っているChakashodinaの形状記憶日傘(Amazon¥3,299)は、約240g・6本骨の晴雨兼用で、閉じると生地が折り目どおりにまとまるのが持ち味です。T.220はそれより5,838円高く、8本骨で、使用時の直径は97cm。晴れの日と夕立までなら日傘、朝から雨の日はT.220と、天気で使い分けています。 当サイトでは、リョウがワークマンのスリムサンライトブロックアンブレラ(Amazon¥4,680)もレビューしていますが、あちらも遮熱とUVカットをうたう日傘で、役目が違います。雨の日の折りたたみに9千円台を出すかどうかは、雨の日に歩く距離が長いか、長傘を持ちたくない理由があるかで決まると思います。私の場合は、取引先に傘を置き忘れる心配と、片手がふさがる不便をなくせることが、価格の差に見合いました。
🙆 おすすめな人
- ・雨の日も徒歩と電車で移動し、長傘を持ちたくない人
- ・片手で開け閉めできる折りたたみ傘を探している人
- ・スーツの肩が収まる大きさ(使用時の直径97cm)がほしい人
- ・かばんに、長さ29cmの傘を入れる場所がある人
🙅 向いていない人
- ・軽さを最優先にする人(重さは商品説明に記載がなく、持つと軽くはありません)
- ・シャフトを押し縮める力に不安がある人、子どもに持たせたい人
- ・日傘と兼用の1本を探している人(UVカットや遮光の記載はありません)
クニルプス 折りたたみ傘 T.220 自動開閉 KNT220 のよくある質問・口コミ・評判(FAQ)
Q.自動開閉は、たたむところまで全部自動?
Q.重さはどのくらい?
Q.風の強い日でも使える?
Q.日傘としても使える?
Q.子どもと一緒のときに気をつけることは?
総評・まとめ:買って良かったか?
T.220をリュックに入れるようになって、朝から雨の日にも、長傘を持たずに取引先を回れるようになりました。ボタンひとつで開き、直径97cmの8本骨はスーツの肩を収めてくれる。たためば29cmで、傘立てに置き忘れることもありません。 閉じたあとにシャフトを押し縮める力が要ること、軽くはないこと、重さや耐風性能の数値、日傘としての性能が商品説明に書かれていないことは、買う前に知っておきたい点です。¥9,137は、折りたたみ傘として安くありません。それでも、雨の日も歩いて人に会う仕事で、両手を空けておきたい人には、長く付き合うつもりで選べる1本だと感じました。
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