テプラ PRO SR-R2500P レビュー|スマホで作るラベルで、子どもの持ち物の名前付けと収納の表示を半年続けた

3月の終わりは、名前を書く夜が続きます。鉛筆、ノート、水筒、コップ、着替えを入れる袋。子どもが2人いると、新年度の持ち物は2人ぶんです。油性ペンで書いた字は、細い鉛筆の上で曲がり、つるつるしたコップの底ではにじみました。**キングジムの「テプラ」PRO SR-R2500P**は、本体で文字を打つのではなく、**スマホのアプリで作ったラベルをBluetoothで送って印刷する**、スマホ専用のラベルプリンターです。使えるテープは**4〜18mm幅**。Amazonで**¥6,018**。「**名前付けと収納のラベルを、スマホだけで続けられるか**」を、この春から半年あまり使って確かめました。
キングジム「テプラ」PRO SR-R2500P(スマホ専用) を選んだ理由・購入のきっかけ
わが家は夫と子ども2人の4人家族で、上の子は小学生、下の子は2歳を過ぎたところです。名前を書く物は、春にまとめて来るだけではありません。買い足した消しゴム、新しい上ばき袋、保育園に置いておく着替えの袋。1年じゅう、少しずつ出てきます。そのたびにペンを探して、失敗したら除光液で消して書き直す。字に自信のない私には、気の重い作業でした。もうひとつは収納です。中が見えない引き出しや箱は、何が入っているのか家族に伝わらず、「あれどこ?」と聞かれるのは、いつも私でした。 SR-R2500Pは、商品説明によると、本体とスマートフォンをBluetoothでつなぎ、アプリでラベルを作るラベルプリンターです。「テプラ」PRO用のiOS/Androidアプリは、「TEPRA LINK2」と「Hello」の2種類が使えます。使えるのは、4〜18mm幅の「テプラ」PROテープカートリッジ。印刷はサーマルヘッド(180dpi/96dot)の熱転写PRO印刷方式で、最大印刷可能幅は13.5mm。本体の大きさは約54(W)×134(D)×145(H)mm、質量は約420g(電池、テープ除く)です。仕様欄では、プリンター出力がモノクロ、色はホワイトとなっています。 価格はAmazonで¥6,018(2026年10月4日確認、Amazon.co.jpの販売)、楽天では¥6,335でした。Amazonの評価は4.2/1,257件です。なお、使う電池の種類と本数、ACアダプターが使えるかどうか、テープが付属するかどうか、対応するスマホのOSは、私が確認した商品説明には見当たりませんでした。
届いてみた第一印象(開封レビュー)
届いた本体は、白くて、厚めの文庫本を立てたくらいの大きさでした。約420gなので、小柄な私でも片手で持てます。ボタンは少なく、文字を打つキーも画面もありません。ここが「スマホ専用」ということか、と納得しました。置き場所は、リビングの棚の、下の子の手が届かない段です。 テープは、本体と一緒に12mm幅の白を1本注文しておきました。電池とテープを入れ、スマホに「TEPRA LINK2」を入れて、Bluetoothでつなぎます。取扱説明書とアプリの案内を見ながら、最初の1枚を出すまで15分ほど。下の子の昼寝のあいだに終わりました。 最初に作ったのは、上の子の水筒に貼る名前です。スマホの画面で文字の大きさを見てから、印刷のボタンを押す。出てきたラベルは、線がまっすぐで、文字の大きさがそろっています。あたりまえのことですが、ペンで何度も書き直してきた私には、それがうれしかったのです。上の子は、自分の名前のラベルを指でなぞって、「売ってるやつみたい」と言いました。
実際に使って良かった点(メリット)
1メリット1:スマホの画面で仕上がりを見てから、印刷できる
ラベルは、スマホのアプリで作ってBluetoothで送ります。画面で文字の並びを確かめてから印刷するので、書き損じがありません。ペンで書いていたころは、鉛筆1ダースに名前を入れるのに、書き直しも含めて20分ほど。ラベルにしてからは、同じ文字を12枚続けて出して、貼るところまでで10分かからなくなりました。
2メリット2:4〜18mm幅のテープで、鉛筆から収納箱まで使い分けられる
使えるのは4〜18mm幅の「テプラ」PROテープカートリッジです。わが家は、鉛筆やペンには6mm幅、水筒やコップには12mm幅、収納の箱には18mm幅、と分けています。メーカーは、カートリッジには豊富なバリエーションがあると説明しています。どんな種類があるかは商品説明に書かれていないので、テープの一覧で確かめてから選びました。
3メリット3:約420gで、使う場所へ持っていける
大きさは約54×134×145mm、質量は約420g(電池、テープ除く)。電池で動くので、コンセントの場所を選びません。洗面所の引き出しにラベルを貼る日は洗面所へ、台所の容器に貼る日は台所へ、本体ごと持っていきます。貼る物の前で、大きさを見ながら作れるのは、思っていたより便利でした。
4メリット4:アプリが2種類あり、夫のスマホからも使える
アプリは「TEPRA LINK2」と「Hello」の2種類で、iOSとAndroidに対応しています。私は名前と収納のラベルを「TEPRA LINK2」で作り、夫のスマホにも同じアプリを入れました。夫が自分の工具箱のラベルを、私に聞かずに作っています。家族それぞれのスマホから使えるので、ラベルを作る係が私ひとりになりませんでした。
5メリット5:収納に貼ると、「あれどこ?」が減った
洗面所の中が透けないチェストと、リビングの学用品の引き出しに、中身を書いたラベルを貼りました。爪切り、体温計、予備の電池。貼ってからの半年で、夫と上の子に置き場所を聞かれる回数は、はっきり減っています。ラベルプリンターの働きというより、貼ることの働きですが、字がそろっていて読みやすいことは、家族が見てくれる理由になっていると思います。
気になった点・いまいちなところ(デメリット)
1デメリット1:テープは別に買うもの。使うほど費用がかかる
商品説明には、テープカートリッジが付属するとは書かれていません。わが家は、本体と一緒にテープを注文しました。半年で作ったラベルは230枚ほどで、いま使っているカートリッジは5本目です。テープの価格は幅や種類で違うので、ここには書きません。本体の¥6,018のほかに、テープ代が続くことを、買う前に見込んでおいてください。
2デメリット2:スマホがないと、何も作れない
本体には文字を打つキーがなく、ラベルを作るのはスマホのアプリです。スマホの電池が切れているとき、アプリの更新を待っているときは、1枚も出せません。スマホを持たない子どもや、アプリの操作が苦手な家族には頼みにくい道具です。パソコンから使えるかどうかも、商品説明には書かれていませんでした。
3デメリット3:印刷できる幅は13.5mmまで。モノクロ
最大印刷可能幅は13.5mmです。18mm幅のテープに刷っても、文字の高さはそこまで。大きな字で遠くから読ませるラベルには向きません。反対に、4mm幅のテープに漢字で名前を入れると、画数の多い字がつぶれて見えたので、細いテープはひらがなにしています。仕様欄のプリンター出力はモノクロです。
4デメリット4:電源や付属品など、商品説明に書かれていないことがある
質量の欄に「電池、テープ除く」とあるので、電池で動くことは分かります。ただ、電池の種類と本数、ACアダプターが使えるか、ラベルの切り方、対応するスマホのOSは書かれていません。わが家は取扱説明書で確かめて、電池で使っています。洗うコップに貼ったラベルは、半年のうちに端が浮いてきたものもありました。水や熱にどこまで耐えるかはテープの種類によるはずなので、テープごとの説明を見て選んでください。
こんなシーンで使っています(使い方・活用例)
3月の終わり、新年度の持ち物に名前を付ける
子どもたちが寝たあと、リビングのテーブルに持ち物を並べます。鉛筆には6mm幅、水筒とコップには12mm幅。スマホで名前を1つ作り、枚数を決めて続けて出していきます。今年の春は、2晩で90枚ほど貼りました。外から見える場所には、名字だけか、ひらがなの名前だけにして、フルネームは内側に貼るようにしています。
週末、洗面所とリビングの収納に貼る
土曜の午後、本体を洗面所へ持っていき、引き出しを1段ずつ開けて、中身を見ながらラベルを作ります。「タオル」「下着」「おふろのおもちゃ」。貼る前に、ラベルを引き出しの前に当てて、大きさを確かめます。子どもたちにも分かるように、ひらがなにしました。上の子は、自分の引き出しのラベルを、私のスマホで自分で作りたがります。
台所の容器と、書類のファイルボックスに
ホームベーカリーを使うようになってから、台所に粉の容器が増えました。強力粉、砂糖、塩。ふたに貼っておくと、夫が量るときに迷いません。リビングの棚のファイルボックスには、背に「学校」「保育園」「家電の説明書」。貼ってから、探す時間より戻す時間のほうが短くなりました。出した人が、元の場所へ戻してくれるからです。
類似品・他社製品との比較
当サイトには、ラベルプリンターの単品レビューがまだありません。比べる相手は、わが家がそれまで使っていた油性ペンと、手書きのシールです。ペンは買い足す物がなく、1つだけならすぐ終わります。ただ、細い物や丸い物には書きにくく、失敗すると消すのがたいへんでした。SR-R2500Pは、画面で確かめてから出せるかわりに、スマホとテープが要ります。名前を書く物が年に数個ならペン、子どもが2人いて1年じゅう出てくるならラベル、というのが、半年使ったわが家の実感です。 貼る先として相性がよかったのは、私がレビューしたビーワーススタイルの中が透けないチェスト(Amazon¥4,299)と、無印良品のスタンドファイルボックス(Amazon¥890)でした。どちらも中が見えにくいので、ラベルがあると開けて確かめる回数が減ります。本体にキーと画面が付いたタイプのラベルプリンターは使ったことがないので、比べていません。スマホを使わずに作りたい人は、そちらの仕様も見てから決めてください。
🙆 おすすめな人
- ・子どもの持ち物の名前付けが、1年じゅう出てくる家庭
- ・字を書くのが苦手で、書き直しを減らしたい人
- ・中が見えない収納に、家族が読めるラベルを貼りたい人
- ・家族それぞれのスマホから、ラベルを作りたい人
🙅 向いていない人
- ・スマホを使わずに、本体だけでラベルを作りたい人
- ・13.5mmより大きな文字や、色のついた印刷をしたい人
- ・電源の方式やテープの付属を、商品説明で確かめてから買いたい人
キングジム「テプラ」PRO SR-R2500P(スマホ専用) のよくある質問・口コミ・評判(FAQ)
Q.スマホだけで使える? パソコンは?
Q.どの幅のテープが使える?
Q.電源は? 電池で動く?
Q.テープは付いている?
Q.子どもの持ち物に貼って、洗ってもはがれない?
総評・まとめ:買って良かったか?
SR-R2500Pを使い始めて半年あまり。名前を書く夜が、名前を貼る夜に変わりました。スマホの画面で確かめてから出すので書き損じがなく、鉛筆1ダースが10分で終わります。収納に貼ったラベルのおかげで、「あれどこ?」と聞かれる回数も減りました。約420gの本体を、貼る場所へ持っていけるのも、続いている理由です。 一方で、テープは使うほど費用がかかり、スマホがなければ1枚も作れません。印刷できる幅は13.5mmまでで、電池の種類やテープの付属は、商品説明からは分かりませんでした。そこを分かったうえで、子どもの持ち物と家の収納に、読みやすいラベルを貼り続けたい家庭には、¥6,018で始められる道具です。
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