Anker Solix C300 DC レビュー|在宅SEの停電対策をUSBで割り切る

在宅で仕事をしていると、停電でいちばん困るのは**ノートPCとスマホ、ネット回線が止まること**です。とはいえ、大きなポータブル電源は置き場所も予算も悩ましい。Anker Solix C300 DCは、**288Wh・最大300W出力**で、**USB-C・USB-A・シガーソケットの計7ポート**を備えたポータブル電源です。ただし**ACコンセントは入力・出力ともに付いていません**。Amazonで**¥34,990**。「**在宅SEの停電対策を、USBでつなげる機器に割り切って備えられるか**」を確かめました。
Anker Solix C300 DC ポータブル電源 288Wh ブラック(AC非搭載) を選んだ理由・購入のきっかけ
以前、在宅勤務中に短い停電があり、ノートPCはバッテリーで動いていたのに、Wi-Fiルーターが止まってオンライン会議から落ちたことがありました。家電まで動かす大きな電源ではなく、仕事に必要なUSB機器を止めないための備えがほしいと思ったのが、このモデルを試したきっかけです。 Solix C300 DCは、容量288Whで、USB-C・USB-A・シガーソケットを含む計7ポートから最大300Wを出力できます。電池はリン酸鉄。一般的なポータブル電源と違って100%の満充電のまま保管でき、主電源をオフにして自然放電を軽減できるのも、防災用に置いておくには心強い点です。メーカーはSolixシリーズで最小・最軽量のモデルとしています。付属品は本体、140W USB-C充電ケーブル、ストラップ、安全マニュアル。ACポートは入力・出力とも搭載していないので、コンセントのプラグで動く家電には使えません。 価格はAmazonで¥34,990、楽天でも¥34,990でした(2026年9月29日時点)。Amazonの評価は4.4/788件です。
届いてみた第一印象(開封レビュー)
箱から出すと、デスクの横や本棚の空いたところに置けるコンパクトさでした。メーカーによると、従来の「Anker 521 Portable Power Station」より容量が10%増えながら、サイズは半分以下になったそうです。付属のストラップを付ければ肩にかけて運べるので、仕事部屋から寝室への移動も両手が空きます。 最初に確認したのは充電方法です。USB充電器は同梱されていないので、手持ちの充電器を使うことになります。付属の140W USB-Cケーブルに、手持ちのUSB-C充電器をつないで満充電にしました。短い時間で満充電にしたいなら、140W以上を出力できるUSB充電器が必要です。
実際に使って良かった点(メリット)
1メリット1:ノートPCとスマホ、USB給電の機器をまとめて給電
USB-C・USB-A・シガーソケットの計7ポートから、最大300Wを出力できます。停電を想定して、ノートPC、スマホ、USB給電できるWi-Fiルーターを同時につないでみましたが、ポートが足りなくなることはありませんでした。メーカーはノートPCへの急速充電のほか、カメラやプロジェクター、ドローンへの給電にも使えると説明しています。
2メリット2:満充電のまま置いておける
一般的なポータブル電源は60〜80%での保管が推奨されているのに対し、C300 DCは100%満充電で保管できるとメーカーは説明しています。主電源をオフにして自然放電を軽減できるので、いざというときに残量が減っていた、ということが起きにくい。防災用に置きっぱなしにしがちな私には大事なポイントでした。
3メリット3:USB-C 2本なら約1.5時間で満充電
USB-C 140Wを1つつなぐと約2.3時間、2つ同時につなぐと合計280W入力になり、約1.5時間で100%になるとされています。台風の予報を見てから充電しても間に合う速さです。ただし、140W以上を出力できるUSB充電器とケーブルが2セット必要になります。
4メリット4:寝室にも置けるサブ電源になる
メーカーも寝室への設置用など、2台目のサブバッテリーに向いていると説明しています。コンパクトなので、ふだんは寝室に置いてスマホの充電用に使い、停電のときは仕事部屋に持っていく、という使い分けをしています。
気になった点・いまいちなところ(デメリット)
1デメリット1:ACコンセントがなく、AC家電は使えない
AC入力・出力ポートは搭載していません。扇風機や電気ケトルなど、コンセントのプラグで動く家電はつなげないので、家電も動かしたいならAC出力のあるポータブル電源を選ぶ必要があります。私はUSB機器の備えと割り切って選びました。
2デメリット2:USB充電器は別に用意が必要
USB充電器は同梱されていません。付属するのは140W USB-Cケーブル1本なので、約1.5時間で満充電にするには、140W以上出力できるUSB急速充電器とケーブルを2セットそろえる必要があります。手持ちの充電器の出力が低いと、そのぶん充電に時間がかかります。
3デメリット3:Wi-FiルーターはUSB給電できる機種だけ
停電中もネットを使いたくてルーターをつなぐ場合、USBから給電できる機種でなければ使えません。コンセントのACアダプターで動くルーターは対象外なので、手持ちのルーターの給電方法を先に確認してください。
4デメリット4:ソーラーパネルは電圧の範囲に注意
11〜28Vのソーラーパネルに対応していて、メーカーはAnker純正の使用をすすめています。複数枚つなぐときは同じソーラーパネル製品を使い、定格電圧が入力電圧の範囲に収まるかを確かめる必要があります。上限を超えると故障のおそれがあるとされています。
こんなシーンで使っています(使い方・活用例)
在宅勤務中の停電に備える
ふだんは満充電にして主電源をオフにし、仕事部屋のデスク横に置いています。停電を想定して一度試したときは、ノートPCとスマホ、USB給電のWi-Fiルーターをつなぎ替えるのに数分もかかりませんでした。使い方は安全マニュアルに従っています。
寝室のサブ電源
ふだんは寝室に置いて、寝る前のスマホの充電に使っています。コンセントの位置を気にせずベッドのそばで充電できるので、延長コードを床に這わせる必要がなくなりました。
週末の外出や車での移動
付属のストラップで肩にかけて持ち出し、車ではシガーソケットから充電することもできます。公園でノートPCを開いて作業するときや、友人と出かけた先でスマホを充電するときに重宝しました。
類似品・他社製品との比較
当サイトでは、Anker Solix C800 Plus(768Wh・¥63,800)と、EcoFlow RIVER 3 Plus(286Wh・¥39,600)もレビューしています。いちばん大きな違いはACコンセントの有無で、この2台はAC出力を備えていて、コンセントのプラグで動く家電もつなげます。RIVER 3 PlusはC300 DCと容量がほぼ同じで、差額は4,610円。C800 Plusは容量が大きく、キャンプで家族分の電力をまかなうような使い方に向きます。C300 DCはAC家電を使わないと割り切れる人向けで、その代わり満充電のまま保管でき、寝室にも置きやすいコンパクトさが持ち味です。家電も動かしたいならRIVER 3 PlusやC800 Plus、ノートPCやスマホなどUSB機器の備えに絞るならC300 DCという分け方で考えました。
🙆 おすすめな人
- ・在宅勤務の停電に、ノートPCとスマホの電源を備えたい人
- ・USB給電できるWi-Fiルーターを停電中も動かしたい人
- ・寝室や仕事部屋に置けるサブ電源を探している人
- ・満充電のまま防災用に保管しておきたい人
- ・140W以上のUSB-C充電器をすでに持っている人
🙅 向いていない人
- ・扇風機や電気ケトルなど、ACコンセントで動く家電を使いたい人(AC入出力は非搭載)
- ・USB給電に対応していないWi-Fiルーターを停電中に動かしたい人
- ・USB充電器を持っておらず、買ってすぐ本体だけで充電したい人(充電器は同梱なし)
- ・キャンプで家族分の家電までまかないたい人(C800 Plusなどが候補)
Anker Solix C300 DC ポータブル電源 288Wh ブラック(AC非搭載) のよくある質問・口コミ・評判(FAQ)
Q.ACコンセントはある?家電は使える?
Q.何で充電する?充電器は付いている?
Q.Wi-Fiルーターは動かせる?
Q.満充電のまま保管していい?
Q.使い終わったらどうする?
総評・まとめ:買って良かったか?
Solix C300 DCを置いてから、在宅勤務中に停電しても、ノートPCとスマホ、USB給電のWi-Fiルーターは止めずに済むという見通しが立ちました。満充電のまま保管でき、主電源をオフにしておけるので、防災用に置きっぱなしにしても残量を気にしすぎずに済みます。ふだんは寝室のサブ電源として使えるのも、コンパクトなモデルならではです。 ACコンセントがなく家電は使えないこと、USB充電器は別に用意が必要なことは、選ぶ前に必ず理解しておいてください。使い方は安全マニュアルに従うのが前提です。そのうえで、停電対策をUSB機器に割り切って、手頃な価格で備えたい在宅ワーカーには、ちょうどいい大きさのポータブル電源です。
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