マキタ CL107 レビュー|「掃除機を出す」という工程を消したら、部屋が汚れなくなった

**一人暮らしの部屋が汚れる理由は、掃除機が押し入れの中にあるからです**——ホテルや飲食店の清掃現場で愛され続けるマキタのCL107を自宅に導入した営業マンが、**「毎日掃除機をかける人」に変われた理由と、この掃除機に期待してはいけないこと**をレビューします。
マキタ コードレス掃除機 CL107FDSHW(紙パック式・10.8V・充電器付) を選んだ理由・購入のきっかけ
CL107FDSHWは、電動工具メーカー・マキタのコードレス掃除機の定番モデルです。実売はAmazonで1万5千円前後。本体1.1kgの軽さ、紙パック式でゴミ捨て10秒、22分で満充電できる差し替え式バッテリーという構成で、ホテルの客室清掃や店舗で業務採用され続けている「プロの日常機」です。 私が買った理由は、ロボット掃除機でも高級コードレスでもなく「毎日の3分」の道具が欲しかったからです。食べこぼし、玄関の砂、デスク下のホコリ——気づいたときにサッと吸うための掃除機は、性能より「手に取るまでの心理的距離」がすべて。1.1kgで壁に立てかけておけるCL107は、その距離が家中で最短でした。 先にまとめると、「吸引力は必要十分・完璧ではない。しかし出す→吸う→戻すが30秒で完結する道具は他になく、掃除の頻度そのものが変わる」です。 ※価格は執筆時のAmazonの実売です。バッテリー・充電器付きのFDSHWセットと本体のみの型番があるので、初めての人はセット品を選んでください。楽天は検索リンクのみ載せています。
届いてみた第一印象(開封レビュー)
持った瞬間、「軽っ」と声が出ます。バッテリー込みで約1.1kg、500mlペットボトル2本分。片手で天井の隅まで届き、ソファの下も手首だけで返せます。 スイッチはトリガー式ではなくワンタッチボタンで、握りっぱなしの負担がないのが地味に優秀。パワフルモードでの稼働は約10分ですが、ワンルームの床を一周するには十分すぎる時間です。 そして紙パック式の良さを、使ってから理解しました。ゴミ捨てはパックを外して捨てるだけの10秒、ホコリが舞わない。サイクロン式のダストカップ洗浄という「掃除機の掃除」が存在しないことが、毎日使う道具としてどれほど楽か。業務用で選ばれ続ける理由はこの運用の軽さです。
実際に使って良かった点(メリット)
1メリット1:1.1kgの軽さが「掃除の頻度」を変える
片手でひょいと持てるので、気づいたら吸うが本当に実現します。掃除機の性能で一番大事なのは、実は吸引力ではなく手に取るまでの距離だった——CL107はそれを教えてくれる軽さです。
2メリット2:紙パック式でゴミ捨て10秒・ホコリが舞わない
ダストカップの洗浄もフィルターの目詰まり掃除も不要です。パック代は10枚数百円と安く、抗菌紙パックを使えば排気臭も抑えられます。メンテフリーに近い運用は業務機の思想そのものです。
3メリット3:バッテリー差し替え式+22分の急速充電
バッテリーが消耗したら電池だけ交換でき、本体を買い替える必要がありません。マキタの10.8Vバッテリーは他の同社ツールとも共用可能。掃除機が「電池の切れた使い捨て家電」にならない設計です。
4メリット4:業務採用され続ける信頼性
ホテルの客室清掃・店舗・オフィスで毎日酷使されているのがこの機種です。年数回の家庭利用とは負荷が桁違いの現場で選ばれ続けている事実が、耐久性の何よりの証明です。
5メリット5:1万5千円前後で「2台目」にも「1台目」にもなる
ワンルームならメイン機として十分、ファミリーなら2階用・サッと用のサブ機として最適です。高級コードレスの3分の1以下の価格で、日常の掃除の9割をこなします。
気になった点・いまいちなところ(デメリット)
1デメリット1:吸引力はダイソン級ではない
カーペットの奥のゴミや髪の毛の絡め取りは、モーターヘッドの高級機に明確に負けます。フローリング中心の家向きで、毛足の長いラグが多い家はヘッド性能の高い機種を検討すべきです。
2デメリット2:スタンドが付属しない。立てかけ置きが基本
自立しないため、壁に立てかけるか別売スタンド・フックが要ります。倒れるのが気になる人は100均のフックや市販スタンドを最初から用意してください。
3デメリット3:紙パックのランニングコストが発生する
10枚数百円とはいえ、サイクロン式にはない消耗品コストです。ゴミ捨ての快適さとの交換と考えれば安いですが、ゼロではありません。
こんなシーンで使っています(使い方・活用例)
毎日の「ついで掃除」の主役
食後のダイニング下、朝の玄関、寝る前のデスク周り。出す→吸う→戻すが30秒で終わるので、掃除が「週末のイベント」から「歯磨きレベルの習慣」に変わります。部屋が汚れる前に吸うので、大掃除の負債が溜まりません。
年末大掃除の「高所・狭所」担当
軽いので、カーテンレールの上・エアコンの上・棚の奥に届きます。当サイトの大掃除クラスタでは、外まわりはケルヒャーK3、室内の細部はCL107という分担です。
車内清掃・2階用のサブ機
コードレスと軽さは車内清掃と相性抜群です。すでにメイン掃除機がある家でも、2階用・車用のサブとして追加する価値があります。
類似品・他社製品との比較
コードレス掃除機の選び分けは「メインの吸引力」か「日常の機動力」かです。ダイソンや当サイトでレビューしたシャープ ラクティブエア、パナソニックMC-SB55K(2〜5万円)は吸引力とヘッド性能でCL107より上——そのぶん重く、高い。CL107は軽さ・運用の楽さ・価格の三点で、「毎日使う道具」としての完成度が突出しています。同じマキタ内では、上位のCL180系(18V)が吸引力重視の選択肢ですが、重量が増えてCL107の身軽さが薄れます。サイクロン式のCL286等もありますが、紙パックのゴミ捨ての楽さは日常機として捨てがたい。整理すると、「1台で全部」ならモーターヘッドの高級機、「毎日サッと」ならCL107——両方持つと掃除のストレスがほぼ消えます。
🙆 おすすめな人
- ・掃除機を出すのが億劫で、部屋が汚れがちな人
- ・ワンルーム〜2LDKのフローリング中心の家
- ・ゴミ捨てとフィルター掃除の手間をなくしたい人
- ・2階用・車用のサブ機を探している人
- ・業務採用の実績がある道具に安心感を覚える人
🙅 向いていない人
- ・毛足の長いカーペットが多い家(モーターヘッド機へ)
- ・1台で徹底的に吸いたい人(ダイソン等の上位機へ)
- ・消耗品コストをゼロにしたい人(サイクロン式へ)
マキタ コードレス掃除機 CL107FDSHW(紙パック式・10.8V・充電器付) のよくある質問・口コミ・評判(FAQ)
Q.吸引力は弱くない?
Q.バッテリーはどれくらい持つ?
Q.型番がいろいろあって分かりません
総評・まとめ:買って良かったか?
CL107は、「よく吸う掃除機」ではなく「よく使う掃除機」です。スペック表で高級機と比べると負ける項目ばかりですが、掃除機は使われなければ吸引力ゼロ。1.1kgと紙パックとワンタッチスイッチがつくる「手に取る気軽さ」は、結果として部屋のきれいさに一番効きます。 1万5千円前後という価格は、この「習慣を変える力」への対価として安いと思います。年末の大掃除を軽くする一番の方法は、12月に頑張ることではなく、今日からの毎日3分。その道具として、プロの現場が選び続けるこの1台を勧めます。
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④月イチ: 100℃蒸気で油汚れのこすり仕事を消す
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